■クルマ&レース好きだけでなく、幅広い層にモータースポーツの楽しさを提供
国内外ともに年々注目度を高めているeスポーツ。eスポーツのひとつであるeモータースポーツも世界中で着実に人気を集めており、世界で1億人超の競技者、プレイヤーがいるともいわれています。
そんな中、ブリヂストンは、eモータースポーツの体験型プログラム「Bridgestone eMotorsport Institute(ブリヂストン イーモータースポーツ インスティテュート)」を、東京都港区にあるブリヂストングローバル研修センターで2023年7月より開講すると発表しました。
「Bridgestone eMotorsport Institute」は、eモータースポーツだけでなく、クルマ好きやモータースポーツファンが、ドライビングシミュレーターを使い、プロドライバーから直接指導を受けながら、ドライビング技術向上を目指す体験型プログラムです。
リアルのモータースポーツのように、クルマで遠方にあるサーキットに出かける必要がなく、クルマを持っていなくてもインドアで安心、安全にモータースポーツを楽しめます。
同プログラムでは、ドライビングシミュレーターで参加者のスキルチェックが行われた後に、若手を中心としたブリヂストンの契約ドライバー、プロのシミュレータードライバーが講師として直接指導やアドバイスを実施。
参加者は、スキルチェックの結果のもと、エントリーレベルから上級者レベルまでの自分に合った指導を受けることができます。そのため効果的にドライビングスキルの向上を目指すことが可能。
今後は、モータースポーツのコアなファンに加えて、女性やシニア、子どもたち、さらにはプロドライバーを目指す人など、より幅広い層に参加してもらえるように活動を広げる予定としています。
「Bridgestone eMotorsport Institute」でクルマやモータースポーツの楽しさを身近に感じてもらい、リアルで初めてサーキットを走る初心者に向けた参加型走行イベント「POTENZA Circuit Challenge(PCC)」とも組み合わせる試みも検討されています。「PCC」で実際のサーキット走行にも挑戦することで、モータースポーツの魅力を広く伝え、モータースポーツファンの裾野をより広げていく構えです。
モータースポーツ活動60周年を迎えるブリヂストンは、eモータースポーツをきっかけに、リアルのモータースポーツも盛り上げてくれそうです。
予定されている講師は、武藤壮汰選手と小山美姫選手。
武藤選手は、16歳よりeモータースポーツを始め、「iRacing レーティング」日本最上位記録を保持。アジア人で唯一「Williams Esports」に所属し、eモータースポーツのプロシリーズ「SUZUKA E-SPORTS CHALLENGE RACE(SeCR)」の初代シリーズチャンピオンに輝いています。2022年からスーパー耐久 「ST5」クラスにも参戦。
神奈川県出身のプロドライバーである小山選手は、5歳でカートを始め、13歳で海外のレースに参加。2015年以降、「FIA-F4」選手権、「FIA F3アジア選手権」、女性による国際シリーズ「フォーミュラ選手権Wシリーズ」など数々のレースに参戦しています。2022年には「TGRドライバー・チャレンジ・プログラム」の一員として、「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」に参戦し、チャンピオンを獲得しています。
■「Bridgestone eMotorsport Institute」概要
●主な内容
・ドライビングシミュレーターを使った契約ドライバーやプロのシミュレータードライバーによるeモータースポーツのレッスン提供
・1レッスンあたり約70分
・1日に6レッスン実施。1レッスンに最大4名が参加可能
●開催場所:ブリヂストングローバル研修センター(東京都港区西麻布)
●開講時期:隔週の土・日 2023年7月8日(土)より開講予定
●営業時間:10:00~19:00(予定)
●料金
・受講料:1万円(税込)/回
・受講カルテ(シミュレータースキル診断):1万5000円(税込)※1年毎に更新
(塚田勝弘)
【関連リンク】
「Bridgestone eMotorsport Institute」WEBサイトより要予約(6月頃公開予定)
ブリヂストンモータースポーツウェブ
https://ms.bridgestone.co.jp/