■ドッグランの隣にはベンチがあり、ワンちゃんと一緒に食事も取れる
2匹のワンコと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します!今回は北陸自動車道、南条(なんじょう)SA(下り)です。
南条SA下りは、福井県南条郡南越前町に位置する北陸自動車道にあるサービスエリアです。スマートインターチェンジも併設しており、上下線とも2009年3月に北陸自動車道初のオープンしたドッグラン施設があります。
東名高速道路の海老名SAでも大人気の「ぽるとがる」のメロンパンを、ここ南条SAでも購入することができます。また、福井県名産の鯖のへしこや、小鯛の笹漬けを使った和食も人気です。
お目当てのドッグランは、ショップやレストランのある建物の右側、SAの出口側に位置します。ドッグランは、全犬用エリアのみで110㎡と、上り線と同様にこぢんまりとしたフィールドになっています。
ドッグランエリアの中にある水道設備は、ホース付き含めて2つの口があります。ホースを上手に活用すると、ワンちゃんの手足も洗えるようになっています。
わんこ専用のごみ箱も、ドッグランエリア内に設置。排泄物(うんち)をバイオ分解し肥料として再利用できるバイオトイレなので、地球にやさしいトイレです。ただし、ビニール袋は分解できないため、そばに設置されている小さなゴミ箱へ捨てましょう。
土がベースの地面と、ど真ん中に大きな木が1本植えられています。なぜか、奥の一部分のみ人口芝生が敷き詰められています。今後、全面を人工芝にするのかもしれません。1つのドッグラン内に、土と人工芝と両方が楽しめる、珍しいカタチになっているため、ワンちゃんの好みで遊んでもらいましょう。
南条SA下りのドッグランのそばには、連なるベンチもあります。ここで、ワンちゃんと一緒に軽食を食べたり、ドライブの疲れを取ったりでき、トイレも近くにあるため、愛犬家にとっては利便性の高いロケーションといえます。
また背景には田園が広がり、ちょっとした旅気分を味わえるかもしれません。
(文:高市 智子/写真:萩原 文博)
※この記事は2023年5月4日に追記・再編集しました。