■晴れた日には桜島をバックに、ワンコと記念写真が撮影できるスポット
2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが、マイカーのMINIで足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介! 今回は九州自動車道、桜島(さくらじま)SA(上り)です。
桜島SA(上り)は、鹿児島県姶良市に位置する九州自動車道にあるサービスエリアで、鹿児島県内で唯一のドッグランがあるサービスエリアとなります。ドッグランは上り線のみ設置されていて、2021年3月にスマートICの入り口が開通し、各方面へのすべての出入りが可能となり利便性が向上しています。
また九州最南端に位置し、雄大な桜島を背景に一息つけるスポットとして知る人ぞ知る人気のサービスエリアです。ただし、照明施設がないこともあり、利用は日の出から日没までと制限があります。
黒豚と桜島どりのダブル丼をはじめ、とんかつ膳、黒豚肉うどん、黒豚コロッケなど、地元鹿児島県産の黒豚を使ったメニューが豊富。また、鹿児島名物のかき氷白熊、かるかん饅頭など、お土産が揃っています。
お目当てのドッグランは、SA入口側の丘の上に位置します。したがって、クルマを停車する際には入口寄りに停めたほうがアクセスしやすいです。ドッグランはお目めがキラキラしている可愛いワンコの看板が目標。広さは60㎡と、とてもコンパクト。大きなヤシの木が南国雰囲気満点です。
フィールドの中に、簡易的な水道設備が設置されています。排泄物ボックスは、小さめでフタが付いています。とても狭いフィールド内で利用するワンコがいるかは謎ですが、リードフックもあります。
フィールドは長方形で丘の上にあるため、少し傾斜があります。生い茂る芝生と雑草で青々としていました。ドッグランの中にはフェンスに沿ってベンチが一つあります。
丘の上にあるドッグランは、南国のヤシの木と歩道もあり、ちょっとしたお散歩コースになっています。
高速道路にあるドッグランの中では最も狭いフィールドになりますが、鹿児島のシンボルで雄大な桜島を背景にした展望台もあり、ワンコと一緒に絶景の1枚が撮れるおすすめスポットです。国内最南端のドッグランに一度は足を運んでみてはいかがですか。
(文:高市 智子/写真:萩原 文博)
※この記事は2023年5月2日に追記・再編集しました。
【関連リンク】
NEXCO西日本 桜島SA上り
https://www.w-holdings.co.jp/sapa/2867.html