【高速サービスエリア ドッグラン 東北】東北道・長者原SA(下り)はラムサール条約登録地に隣接した豊かな自然が特徴

●ドッグランのあるゆうゆう広場はSAというより公園という雰囲気がいっぱい

2匹のワンちゃんと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します!

ドッグラン02
仙台名物の牛タンもレストランやフードコートで食べることができる。

今回は東北自動車道・長者原(ちょうじゃはら)SA(下り)です。長者原SA(下り)は、東北でも屈指の米どころ・伊達政宗公ゆかりの宮城県大崎市に位置する東北自動車道にあるサービスエリアで、スマートICも併設されています。

宮城県内の高速道路でドッグランがあるのは、ここ長者原SAのみで、下り線に加えて上り線にも設置されているため、愛犬家にはぜひ立ち寄って欲しいスポット。

ドッグラン03
このSAでしたできない、ワンちゃん用の牛タンジャーキーを発見。
ドッグラン04
建物の左にある階段を上ると緑いっぱいのエリアが広がる。

また自然豊かな緑地帯でラムサール条約登録湿地「化女沼」に隣接しており、エリア内には化女沼を眺める広場もあるため、観光スポットとしても人気があります。

ご当地飯として「牛タンしお定食」が味わえるレストランのほか、ショッピングコーナーでは「萩の月」など宮城銘品を数多く取りそろえています。建物の中央出入口の一角には、ワンちゃんのおやつも販売。

他のSAでは入手できない「牛タン」を使ったご当地おやつは、ぜひワンちゃんに食べさせたいお土産おやつです。

ドッグラン05
わんわん広場となづけられたドッグラン。
ドッグラン06
簡易的なトイレが設置されている。

ドッグランへは、建物の左側を進み階段を登り、緑豊かな展望広場や遊具広場と同じ方向にあります。「わんわん広場」と名付けられた、小型犬用とフリーエリアに分かれているドッグランは、緑地に囲まれて広々としたフィールドになっています。

2つのエリア共有の出入口を入ると、排泄物(うんち)ボックスがあります。ただし水道設備はないため、給水などは建物前のテラスエリア内にある水道設備を利用しましょう。

ドッグラン07
施設は小型犬用と全犬種用に分けられている。
ドッグラン08
8角形の施設の中心に証明があり、夜間でも利用可能だ。

まずは、右側にある小型犬専用エリアへ。8角形という珍しいフィールドの中央には電灯もあり、夜間も安心。円状にクルクルと走り回るのが好きなワンちゃんは、楽しく遊べそうです。

ただ地面は芝生ではなく、小ぶりの草と砂地が半々に入り混じっている状態。雨の後などは、泥りがあり足が汚れてしまうかもしれません。

ドッグラン09
芝が薄くなり、土が露出している部分が広がっている。
ドッグラン10
こちらは全てのワンちゃんが利用できるスペース。

隣接する小型犬から大型犬まで入場できるフリーエリア。フリーエリアの外は木々に囲まれており、またフィールド内に数本の木が植えてあるため木陰ができ、小型犬エリアと比べて木陰部分も多く涼しいため、昼間や夏の暑い日でも遊びやすいでしょう。

長者原SA(下り)は、ドッグランのすぐそばには遊具のある広場もあり見晴らしも抜群、まるで公園に来たかのような気分になれます。

ドッグラン11
木陰が多く、暑い日にはこちらを積極的に利用したほうがいいかも。
ドッグラン12
ドッグランだけでなく、人間用の遊具や展望台が設置されている。

また、ショップやレストランの周りにもテラス席があるため、屋外でワンちゃんと一緒にランチや軽食をとることもできるのも嬉しいポイント。ワンちゃんだけでなく子どもも楽しめるスポットとして、家族旅行中に訪れてみてはいかがですか⁈

(文:高市智子/写真:萩原文博)

※この記事は2023年4月29日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる