ヒョンデ「NINE EV」コンセプトを提案。収納スペースがないトランクとは?

■1986年のレトロな「グレンジャー」からインスピレーション

韓国デザイナーのキム・ジェスキー氏とキム・ユンシク氏は、ヒョンデの高級EVセダンを提案しました。

ヒュンダイ NINE EVコンセプト 予想CG
ヒュンダイ NINE EVコンセプト 予想CG

「NINE EV」と名付けられたCGは、1986年のレトロな「グレンジャー」からインスピレーションを得たデザインを採用したといいます。

同ブランドでは昨年、高性能「N」ブランドのレトロな「Nビジョン74」を発表。こちらも1974年の「ポニークーペ」から着想を得ており、その流れをくんでいるといっていいでしょう。

ヒュンダイ NINE EVコンセプト 予想CG
ヒュンダイ NINE EVコンセプト 予想CG

全体的形状はセダンですが、非常に長いホイールベースを持ち、電動パワートレインによりキャビンを後方に伸ばしています。

これにより、ロードトリップに最適な非常に広々としたキャビンを提供してくれるはずです。

フロントエンドは、LEDライトバーとブラックのローバンパーで大胆に処理。側面も四角いリアホイールアーチなどグレンジャーの面影を感じつつ、LEDライトストリップを備えるサイドスカートや個性的ホイールが、未来感を演出しています。

リアエンドでは、従来のテールライトの代わりに、垂直LEDライトを備えた、同社の「パラメトリックピクセル」デザインモチーフに基づいています。またトランクもかなり独創的な方法で開き、従来の収納スペースはなく、シートエリアが出現します。

ヒョンデは今後、日本市場に続々と新型モデル導入を計画しており、近い将来こんなEVサルーンが走る日が来るかもしれませんね。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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