■価格は2022年12月の1500万円から1550万円に
アルピーヌA110で最もホットな仕様であるA110Rは、2022年12月に期間限定で購入申し込みが行われました。
A110Rはカタログモデルではあるものの年間の生産台数が限られるため、期間限定での申し込みという状況でしたが、2023年4月13日(木)、再び期間限定で受注が開始されました。
今回は、4月13日(木)から5月7日(日)まで、アルピーヌ正規販売店で購入申込みを受付け、申込みが販売台数を超えると抽選になります。
販売台数(今回の受注台数)は14台です。
アルピーヌA110Rをおさらいすると、F1をはじめとするモータースポーツから得られたノウハウが最大限に注ぎ込まれたホットな仕様で、内外装や走りがさらにレーシーになっています。
エクステリアは、カーボン製のボンネット、ルーフ、リヤフードのほか、新形状のディフューザーをはじめ、スワンネックタイプのリヤスポイラーマウント、サイドスカート、エアインテーク付フロントボンネットなどにより、レーシーなたたずまいが目を惹きます。もちろん、エアロダイナミクスが追求され、285km/hの最高速度に達しています。
専用シャシーによりA110Sよりも車高が10mmダウンとなり、ロール剛性も向上。さらに10mm車高を下げることが可能な車高調整機能、減衰力調整機能が付いたダンパーが組み合わされています。
前輪ブレーキを冷却するための前輪ブレーキクーリングダクトが装備され、タフな走りに対応する制動性を確保。
インテリアは、フルカーボンホイール、6点式固定レーシングハーネスを備えたSabelt製軽量フルカーボンモノコックバケットシートなど、軽量で強度にも優れたカーボンが随所に配され、車両重量は1090kg(A110Sは1120kg)まで軽量化が図られています。
なお、受注生産プログラムにより、ボディカラーと左右のハンドル位置を選択できます。
●A110R価格:1550万円
(塚田 勝弘)