アルピーヌ「A110R」の受注が再び開始。購入申込は2023年5月7日まで、販売台数は14台

■価格は2022年12月の1500万円から1550万円に

アルピーヌA110で最もホットな仕様であるA110Rは、2022年12月に期間限定で購入申し込みが行われました。

A110Rはカタログモデルではあるものの年間の生産台数が限られるため、期間限定での申し込みという状況でしたが、2023年4月13日(木)、再び期間限定で受注が開始されました。

アルピーヌA110Rのエクステリア
アルピーヌA110Rのエクステリア

今回は、4月13日(木)から5月7日(日)まで、アルピーヌ正規販売店で購入申込みを受付け、申込みが販売台数を超えると抽選になります。

販売台数(今回の受注台数)は14台です。

A110Rのボンネットまわり
A110Rのボンネットまわり

アルピーヌA110Rをおさらいすると、F1をはじめとするモータースポーツから得られたノウハウが最大限に注ぎ込まれたホットな仕様で、内外装や走りがさらにレーシーになっています。

エクステリアは、カーボン製のボンネット、ルーフ、リヤフードのほか、新形状のディフューザーをはじめ、スワンネックタイプのリヤスポイラーマウント、サイドスカート、エアインテーク付フロントボンネットなどにより、レーシーなたたずまいが目を惹きます。もちろん、エアロダイナミクスが追求され、285km/hの最高速度に達しています。

A110Rのリヤビュー
A110Rのリヤビュー
A110Rのシート
A110Rのシート

専用シャシーによりA110Sよりも車高が10mmダウンとなり、ロール剛性も向上。さらに10mm車高を下げることが可能な車高調整機能、減衰力調整機能が付いたダンパーが組み合わされています。

前輪ブレーキを冷却するための前輪ブレーキクーリングダクトが装備され、タフな走りに対応する制動性を確保。

インテリアは、フルカーボンホイール、6点式固定レーシングハーネスを備えたSabelt製軽量フルカーボンモノコックバケットシートなど、軽量で強度にも優れたカーボンが随所に配され、車両重量は1090kg(A110Sは1120kg)まで軽量化が図られています。

なお、受注生産プログラムにより、ボディカラーと左右のハンドル位置を選択できます。

専用サスペンションやブレーキを用意
専用サスペンションやブレーキを用意

●A110R価格:1550万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる