■TRAILHUNTERを示唆するコンパスの形をしたバッジ装着
トヨタが現在、開発終盤のピックアップトラック「タコマ」のティザーイメージが公開されると同時に、「TRAILHUNTER」(トレイルハンター)という新グレードが導入されることが発表されました。
ティザーイメージでは、「TRAILHUNTER」のロゴが入った新設計のヘッドライト、グリルの一部のほか、リアバンパーのクローズアップを垣間見ることができます。
そこには、大きな牽引フックがあるほか、TRAILHUNTERを示唆するコンパスの形をしたテールゲートのバッジを装備しています。
プレスリリースによると、トレイルハンターはオフロードとオンロードを念頭においてゼロから構築されたものであり、「専用のエンジニアリングと堅牢なコンポーネント」を備えているといいます。別の解釈では「冒険に焦点を当てた頑丈なトリム」とのことです。
新型では、より大きなピックアップの「タンドラ」を支えるのと同じ「TNGA-F」アーキテクチャに載ると思われます。
タコマは現在のトラックに比べてフットプリント(ホイールベース×トレッド幅によって決定する各車両の大きさ )を拡大する可能性が高いですが、それでもタンドラより短くなると思われます。
パワートレインは、V6エンジンを廃止して直列4気筒のオプションを2つ用意するとされています。
ひとつは最高出力265ps・最大トルク420Nmを発揮する2.4リットル直列4気筒エンジンを「ハイランダー」から流用。
もうひとつは、ミッドサイズトラックセグメントでは初となる、ハイブリッドアシストターボチャージャー付き2.4リッター直列4気筒エンジンです。こちらは現在レクサスRX 500hで利用可能で、セットアップにより最高出力366psと最大トルク550Nmを発揮します。
タコマ次期型のワールドプレミアは、数週間後の4月下旬以降と予想されます。