■ベースの「EQS 580」より強力であることが濃厚
メルセデス・ベンツが展開する最高級ブランド「マイバッハ」は現在、ブランド初のEV・マイバッハ「EQS SUV」を開発していますが、公開を前にティザーイメージがリリースされました。
マイバッハEQSは、メルセデス・ベンツの電動SUV「EQS SUV」をベースとして開発、さらなる高級感を与えます。
市販型プロトタイプは何度か捉えており、デザイン概要は分かっています。
ティザーイメージでは、キャビン周りのクロームトリムが見えるほど薄いシート下に隠されており、ベースモデルに似ている様子が伺えますが、勿論独自の機能を備えます。
最新プロトタイプでは、マイバッハSクラスおよびGLSのグリルと同様に、下部バンパー開口部に垂直スラットを備えているほか、ティザーイメージの車両には見えないフードオーナメントも確認できます。
キャビン内では、優れた素材と可能な限りの技術を詰め込み、快適性を最大化するために2列目は2シートレイアウトを採用する可能性が高いようです。
具体的なパワートレインの詳細は分かっていませんが、今回発表される「EQS 680」という車名からも、ベースの「EQS 580」より強力であることが濃厚となっています。
580では、最高出力543ps・最大トルク858Nmを発揮するデュアルモーター全輪駆動システムを標準装備、0-100km/hは4.5秒で加速し、最高速度は209km/hの動力パフォーマンスを誇りますが、それ以上のスペックとなりそうです。
EQS 680 SUVのワールドプレミアは4月18日、上海モーターショーで予定されています。