■13の選択可能な「ドライビング エクスペリエンス」搭載
ランボルギーニは現在、フラッグシップスーパーカー「アヴェンタドール」後継モデルを開発中ですが、その市販型と思われるコクピットの画像が先行公開されました。
これまでこの新型スーパーカーが、3つの電気モーターによって支援される6.5リッターのV型12気筒燃焼エンジンを搭載することがわかっており、V12だけで最高出力825ps・最大トルク725Nmを発揮。提供される電動アシストと合わせて、システム合計1,015psを叩き出すと予想されています。
コードネーム「LB744」新型スーパーカーの最新ティザーイメージでは、デジタルインストルメントクラスターを先行公開。13の選択可能な「ドライビング エクスペリエンス」と、3つの全く新しいドライビングモードを開発したとことを発表しました。
ドライバーは、リチャージ、ハイブリッド、およびパフォーマンスの一般的なハイブリッド設定から選択できますが、別のコントロールでは、チッタ(シティ)、ストラーダ、スポーツ、およびコルサモードを選べ、これらは、ステアリングホイールに取り付けられた2つのローターを介してセレクト可能となっています。
注目はシティモードで、市内中心部でのゼロエミッションのためにバッテリー電力を利用、モードの中で最も燃料効率が良いとされています。このモードでは、わずか180psに制限されますが、サスペンションの設定は快適さのために緩和され、空力値が最大に発揮するように調整されます。
対照的にスポーツモードは、その名が示すように、エアロダイナミクスが俊敏性を高め、さらに多くのパワーを可能します。ストラーダモードは、基本的に日常の運転や長距離の移動に合わせた通常モードです。 V12エンジンは常に稼働していますが、最高出力は874psに制限されています。
さらにパワーを必要な場合は、スポーツモードで894psを解放し、ギアボックスの応答性を最大化することになります。コルサモードにすれば、1,000psをフルに活用でき、すべてにおいて最大のパフォーマンスを発揮します。
LB744のワールドプレミアは、数日後と思われます。(※2023年3月24日現在)