■2.0リットル直6ターボチャージャー+ショートスロー6速MT搭載
ホンダが海外市場で展開する高級ブランド「アキュラ」が開発中のパフォーマンス5ドアクーペ、「インテグラ タイプS」市販型の最新ティザーイメージ、およびティザームービーが公開されました。
インテグラは、バブル景気の1980年代、日本市場にて人気を得た2ドアクーペ/4ドアハードトップです。2006年に惜しまれつつも日本での販売を終了していましたが、2022年に米国市場で16年ぶりに5ドアスポーツとして「インテグラ」の名を復活させました。
最新プロトタイプは「タイプR」同様、リアエンドにトリプルエキゾーストパイプをインストールしているほか、大型リアスポイラー、新設計されたリアディフューザーも確認できます。またフロントには専用のバンパーも装備されています。
ベースモデルのインテグラが、1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーから200psを発揮するのに対し、最新情報で入手したタイプSのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力320ps・最大トルク420Nmを発揮します。これは最高出力310psの「シビック タイプR」をも超える数値です。
利用可能な唯一のギアボックスは、軽量のショートスロー6速マニュアルトランスミッションで、同ブランドによれば、タイプS は「クラス最高のパワーウェイトレシオ」を持つといいます。
販売価格は不明ですが、シビックタイプRが44,000ドル(約578万円)弱から始まることを考えると、よりホットなインテグラでは、45,000ドル(約591万円)程度からスタートする可能性もあるでしょう。
アキュラブランドでは、「MDX」「TLX」に続く第3の「タイプS」となるインテグラは4月にデビュー、今夏に発売予定となっています。