「いろいろ新しいよね」橘舞×トヨタ・プリウス【注目モデルでドライブデート!? Vol.154】

■大きくて細い

今回の“彼女”は、橘舞さん!
今回の“彼女”は、橘舞さん!

「横から見ると大きいのに、後ろから見ると細いのね」

トヨタ・プリウス
トヨタ・プリウス

彼女が言いたいのは、タイヤのことらしい。

新型プリウスのタイヤはちょっと特殊だ。19インチと大径なのに、ボディに対してとても大きく見える。でも幅は195と狭くて、かなり特殊なサイズである。

なぜプリウスがそんな変わったタイヤを履いているのか? 理由はスタイリングと燃費の両立だ。カッコよく見せるにはタイヤの外径は大きいほうがいい。いっぽうで、空力的な要素も含めた“抵抗”でいえば、幅は細いほうが有利なのだ。

カッコよく見せるには!?
カッコよく見せるには!?

そこで、その2つを両立するために、径が大きくて細いタイヤとしているのである。

●わりと気がつく

「いろいろ新しい?」
「いろいろ新しい?」

「タイヤだけじゃなくて、いろいろ新しいよね。後ろの席のドアノブは窓の脇にあって目立たないだけじゃなく、電気スイッチ式(電磁ロック式)になっているでしょ? それに、横向きに置くスマホのワイヤレス充電もおもしろい」

こだわりのドアノブ・・
こだわりのドアノブ・・

ムムムッ。彼女はクルマに詳しいわけでもないのに、一体どこまで細かい部分を見ているというのだ…。

「私はね、意外と気が付く人なの。だから、すぐわかるのよ。あなたがほかの女の人とメッセージのやり取りなんかしていたら…すぐに」

笑顔の裏に・・
笑顔の裏に・・

彼女の笑顔はとても好きだ。

でも、サラッとそんなことを言ってくるときの彼女の満面の笑顔はちょっと怖い…なんて思ったことは、これっぽっちもないよ。

嘘だけど。

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:橘舞/ヘア&メイク:千葉 ちえみ/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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