「見た目も大事!」橘舞×トヨタ・プリウス【注目モデルでドライブデート!? Vol.153】

■大胆になれたワケ

今回の“彼女”は、橘舞さん!
今回の“彼女”は、橘舞さん!

「これはどこの国のクルマなの? どう見ても日本車じゃないよね?」

トヨタ・プリウス
トヨタ・プリウス

そんな彼女の疑問はもっともだと思う。

ボクだって、何の予備知識もなくこのスタイルだけを見たら、まさか「プリウス」だなんて思わないだろう。

そう、このクルマはプリウスなのだ。あのトヨタの、ハイブリッドカーの代名詞的存在となっているプリウスである。

スーパーカーなサイドビュー
スーパーカーなサイドビュー

新しいプリウスのデザインは、大胆なだけでなく美しい。そして文句なしにカッコいい。

たとえばフロントウインドウの傾きなんて、まるでスーパーカーみたいだ。その寝かせ具合はランボルギーニとかフェラーリとも勝負できると思う。

「勝負できる?」
「勝負できる?」

どうしてプリウスがここまで大胆になれたのか。それは“ハイブリッドカー”という存在がごく当たり前になったことが大きく関係している。

かつては、ハイブリッドカーはそう多くはなく、「ハイブリッドカーだから」という理由だけでプリウスが選ばれることも少なくなかった。

●誰もが目を奪われる

エモいデザイン
エモいデザイン

しかし今は、下を見れば「ヤリス」や「アクア」もあるし、プリウスと同じクラスとして「カローラ」のセダンやワゴン、そしてハッチバックにもプリウスと同じユニットを搭載したハイブリッドが存在する。

ハイブリッドカーだからといって、プリウスを選ぶ必要なんてまったくないのだ。

誰もが目を奪われる
誰もが目を奪われる

そんななか、プリウスが存在感を主張するにはどうしたらいいか。

その答えが、誰もが目を奪われるエモーショナルなデザインというわけだ。

ボクが新型プリウスを選んだ理由は、そのデザイン以外の何物でもない。プリウスは今や、デザインで選ぶ車種になったのである。

「私もその気持ちはわかる気がする。やっぱり見た目も大事よね」

「見た目も大事よね」
「見た目も大事よね」

そんな彼女が最近、以前よりも大胆になったように見えるのだけど。きっと気のせい…いや、そうでもなさそうだ。

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:橘舞/ヘア&メイク:千葉 ちえみ/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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