APOLLO 
■後部は流麗なルーフ、全幅LEDなどでスポーティな仕上げに
ヒョンデの高級ブランド「ジェネシス」は「GV80」改良型を開発中ですが、その予想CGが制作されました。
初代である現行型GV80は、2020年にブランド初のクロスオーバーSUVとして登場。2022年にはブランドで2番目に売れたモデルとなっています。
提携するNikita Chuicko氏が制作した予想CGのフロントエンドには、より大きなエアインテークを備えた新しいフロントバンパー、光沢のある黒のインサートを備えた新しいロアグリル、ヘッドライトの新しいLEDデイタイムランニングライトグラフィックなど、プレミアムSUVがさらに進化した様子がうかがえます。
リアエンドでは、テールライトが「コースト・トゥー・コースト」（全幅）のLEDストリップで接続されより広く、より成熟したSUVの視覚効果を生み出しています。また、バンパーには現在の楕円形デュアルエキゾーストパイプが、角張ったクワッドエキゾーストパイプに置き換えられ、よりスポーティな印象です。
ジェネシスが、SUVのリフレッシュバージョンの発売を急いでいるように見える理由の1つは、GV80をベースにしたクーペモデルが間もなく導入される予定であることです。
確認はまだありませんが、巷では、GV80フェイスリフトとGV80クーペの両方をほぼ同時にデビューさせたいという思惑があるといいます。
現在米国市場では、2.5リッター直列4気筒ターボエンジンと3.5リッターV型6気筒エンジンが提供されており、おそらく、クーペバージョンでも反映されるでしょう。
GV80改良型のワールドプレミアは、最速で2023年、遅れれば2024年前半となり、クーペモデルはメルセデス・ベンツ「GLEクーペ」、BMW「X6」、ポルシェ「カイエンクーペ」など強豪と争うことになります。
