■ノーズが伸び、よりスポーティーなボディスタイルに
ランボルギーニは現在、クロスオーバーSUV「ウルス」に導入される最強モデル「ウルスPHEV」(仮称)を開発していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
北極圏に近い寒冷地でテストする様子を捉えたプロトタイプは、フロントドアに電化を示すイエローステッカーが貼られています。またPHEVモデルであることを際立たせるためにバンパーエアベントデザインを新設計しているほか、ヘッドライトも専用デザインとなるようです。
さらにブリッドシステムに対応するためノーズが伸び、よりスポーティーなボディスタイルとなるでしょう。
側面では、これまで見たことがないホイールを装着しているのが分かります。これが生産型ホイールとなる可能性もありそうです。
リアエンドではクワッドエキゾーストパイプをインストール、LEDテールライトもグラフィックが変更されるなど、単なるPHEVモデルとは言えそうにない変更が予想されています。
噂されているパワートレインは、ポルシェ「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」から流用される、4.0リットルV型8気筒ツインターボ「LK5」エンジン+電気モーターのハイブリッドパワートレインです。
パナメーラは最高出力670psを発揮しますが、ウルスPHEVでは最大684psを発揮。このパワーでも「ウルス ペルフォルマンテ」の666psを上回っています。ですが、もう一つ設定される最強モデルでは最大820psを発揮すると噂されており、これが本命でありランボルギーニの新フラッグシップSUVとなるはずです。
ウルスPHEVのデビューは2023年内と予想、ウルスPHEVの後にはハイブリッド化されたV12エンジン搭載の「アヴェンタドール」後継モデルが控えています。