ポルシェ・タイカンシリーズ「スポーツツーリスモ」の改良型もキャッチ

■ターボSでは0-100km /h加速2.8秒、最高速260km/hというパフォーマンスを維持

これまで、ポルシェのフルエレクトリック4ドアサルーン「タイカン」改良型プロトタイプに続いて、「タイカン クロスツーリスモ」を捉えていましたが、最後に「タイカン スポーツツーリスモ」をキャッチしました。

ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ 改良型プロトタイプ スパイショット
ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ 改良型プロトタイプ スパイショット

初代となる現行タイカンは2019年に発売、その後2021年3月にオフロードモデルの「タイカン・クロスツーリスモ」を導入。

「スポーツツーリスモ」はクロスツーリスモをベースとしたオンロードツーリングワゴンで、タイカン第3のモデルとなります。

ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ 改良型プロトタイプ スパイショット
ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ 改良型プロトタイプ スパイショット

捉えたプロトタイプは、タイカン改良型と同様のカモフラージュをまとっており、同じ変更が施されるはずです。

ヘッドライトはわずかに拡大され、内部グラフィックが新設計されています。さらに下を見ると、エアカーテンが縦基調から円形になっていますが、これは偽装の可能性もありそうです。

リアエンドでは、縦方向の通気孔のようなものが追加された新設計のバンパーを装備、刷新されるグラフィックを備えるLEDテールライトと統合されます。またテールゲート開口部が刷新される可能性もあるといいます。

ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ 改良型プロトタイプ スパイショット
ポルシェ タイカン スポーツツーリスモ 改良型プロトタイプ スパイショット

インテリアでは、湾曲した16.8インチのデジタルインストルメントクラスター、10.9インチのインフォテインメントシステム、8.4インチの「コマンド」ディスプレイ、および助手席用のオプションのディスプレイなどのレイアウトは継承されると予想されていますが、ソフトウェアのアップデートがあるほか、サルーンより大幅に余裕のある後席ヘッドルームも健在です。

パワートレインはキャリーオーバーされる見込みで、トップモデル「タイカンターボS・スポーツツーリスモ」では0-100km/h加速2.8秒・最高速260km/hというパフォーマンスを維持します。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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