APOLLO 
■イエローステッチが施された強化バケットシートデザインを刷新
メルセデス・ベンツは現在、人気クロスオーバーSUV「GLCクーペ」新型を開発していますが、その頂点に君臨するAMG「GLC 63クーペ」市販型の最新プロトタイプを捉えるとともに、内部を激写しました。
初めて撮影したキャビン内は、デュアルスクリーンレイアウトと中央ディスプレイの上にある3つの丸い通気孔を備え、GLC改良型とほぼ同じインテリアが確認できます。
但し、AMG最強モデルではイエローステッチが施された強化バケットシートを搭載。ヘッドレストの下にはアルミニウム製のインサートを装備しています。
ドアパネル、センターアームレスト、ダッシュボードのセクションにも同じコントラストのステッチを配置、かなりスポーティなイメージに仕上げ、ベースモデルと差別化しています。
エクステリアは、ボディ前後デザインが完全に隠されていますが、これまでのプロトタイプでは見られなかったサイドステップが追加されているほか、左のリアフェンダーに充電ポートが確認できます。また市販型では、AMGパナメリカーナグリルを装備、アグレッシブなエアインテークが新設計されるはずです。
リアバンパーには、クワッドエキゾーストパイプがインストールされていますが、ボンネットの下にはV8エンジンはなく、代わりにAMG「C 63」の2.0リットル直列4気筒ガソリン「M254」エンジンを搭載。
電動ターボアシストとリアに取り付けられた電気モーターを備え、最高出力671ps・最大トルク1,020Nmを発揮。駆動方式は後輪駆動または全輪駆動がセレクト可能となります。
GLCクーペ新型のデビューは、2023年内が濃厚ですが、AMG「43」や「63」は2024年に遅れる可能性もあると思われます。
