パンフに無料のノベルティ、クルマじゃないところも余すところなく楽しんでみました【東京オートサロン2023】

■テンション上がるアイテムばかり、クルマイベント潜入で見えたファン作りの大切さ

●クルマ以外にもたくさんの主役がいるイベントでした!

こんにちは、ライターの半澤です。ボクはクルマ買っちゃっいました日記などを書いている、クルマ門外漢なのですが、今回の東京オートサロン2023に潜入させていただき大興奮!

皆さんご存知の通り、東京オートサロンは、クルマによるクルマのためのイベントなのだけど、一日フルで展示を見まくった結果、この展示会、クルマ以外にも注目ポイントがあった気がしています。

こちらの記事でも普段のモノライター目線で、いろいろ語らせていただきましたが、今回もクルマの専門家ではないからこそ気づいた、イベントの楽しさ、面白さを伝えたいと思います。

●展示会でのショッピング、これも楽しみの一つ

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GORDON MILLERのブースに心ときめきました!

クルマ以外の主役、まず1つ目は「買い物」です。

東京オートサロン2023では、実にたくさんの買い物スポットがありました。ショッピングという視点で、もっと事前に調べておけばよかったとちょっと後悔してるくらい。

というのは、お店によってはセールもやっていたし、会場だからお得に買えたアイテムも少なくなかったみたいです。

巨大イベントゆえの、派手さも魅力でした。ボクがもっとも心ときめいたのは、GORDON MILLERのブース。

おしゃれな収納やカーアクセス、カーケアグッズで知られたブランドですが、大きなブースを出していて、もう興味津々。ネットショッピングなどでこちらの商品を目にしていたけど、実際に商品を手に取るのは初めて。

めちゃくちゃ素敵なカスタムカーも展示していて、クルマとカーグッズ、2つの方面からのブランドアピールに見事に成功していたように思いました。

渋めのカーキやイカしたベージュのアイテムが象徴的で、会場でも異彩を放っていましたね。こういう統一感がファン心をくすぐるんだよなあ。

ほかにもさまざまなブースで、パーツやアクセサリー、クルマ関連グッズが売られていて、見るだけでもとっても面白かったです。

もちろん、東京オートサロン2023はカスタムカーの祭典でもあり、アイテム・ツール特化型のイベントに比べれば、グッズ自体は少ないのかもしれません。それでも、買い物という目線でも十分、展示会をとても楽しめましたよ。

●チラシ、パンフレットの山に埋もれる悦び!

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各社の最新情報が、簡単に手に入るってスゴい!

クルマ以外の主役、2つ目は「パンフレット」です。

展示会に行き慣れている人は、そんな当たり前のこと言うなよ!と思うかもしれません。というのも、展示会はすなわち、パンフレットを配る場所、ゲットする場所とも言えるからです。

ライターになる前、ボクは印刷会社の営業をしていて、数多くの広告印刷物に携わっていました。巨大展示会で、刷りたてホヤホヤのパンフレットやチラシを届けたことも数知れず。そういう経験もあったからか、やはり印刷物ゆえの魅力、発信力はあるなと思っています。

今回も「紙」の強さはやはり感じましたね。ピカピカのクルマや、見たことのない新モデルが紙のうえに印刷されているだけで、ついついチラシを手に取ってしまいましたもの。

もちろん各社、ウェブサイトも相当、力入れてらっしゃって、情報をしっかり見られるわけですが、メーカーサイトを開くのは本当に興味がある一部の人だけですよね。

一般人に対するアプローチの第一歩として、パンフレットやチラシのパワーっていまだに健在だなあと、改めて感じました。各ブースを回っているうちに、パンフ類が山のように増殖。これも展示会の楽しさですよね。

そして、何よりクルマメーカー各社の情報を一気に集められるというのが、巨大イベントのスゴさ。

たとえば、国内だけでもトヨタ、日産、スバル、スズキ、ダイハツ、ホンダ、マツダ、三菱などが出展していました。主要クルマメーカーの旬の情報がギュッと詰まった最新パンフがズラリ、しかも無料で配布されているわけですから、こりゃありがたい。

各社のディーラーを巡り情報を集めるとなると、とんでもない労力かかるので、こういうイベントって偉大ですなあ! 家に帰って並べたら大変な量に。パンフの山に囲まれ、にんまりしてしまいました。

●本当に無料? ノベルティってわくわくするよね!

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ノベルティの収穫にうれしくなってしまいました

また、無料といったらこれにも触れておかないと! クルマ以外の主役、3つ目は「ノベルティ」です。

簡単なアンケートに答えることで素敵なノベルティをくれるという、太っ腹な会社もたくさんありました。各社のロゴマークなどが入ったノベルティって、それだけでワクワクしますよね。ルノーや三菱のステッカー、うれしいなあ。どこに貼ろうかしら。

ほかにもスバルのボールペンに、キャンピングカーのカヤバの組み立て式ミニカーなど、クルマの展示会ならではの戦利品がたくさん。

ノベルティでのアピールもチラシや広告と同様に、効果抜群ですよね。そしてこれはリアル世界だからときめくものでもあるなあ。

もちろん、メタバース上でもノベルティは配れるだろうけど、さすがに味気ないはず。実際にステッカーやボールペンを手渡されて、それを使ってという、人と人とのやり取り、リアル体験こそがうれしいし、ノベルティをいただくことで、もっとファンになっちゃいますよね

クルマガチ勢ならずともテンションが上がってしまうノベルティがたくさんあったので、専門家の方はさらに胸躍らせたのでは。

●実際に気になったクルマグッズを購入。すっかりファンになっちゃいました!

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ラゲッジルームがおしゃれに変身!

今回、せっかくなんで最初に紹介したGORDON MILLERでクルマ用の収納を買ってみました。

こちら、取って付きコンテナ! こういう収納をそろそろ買いたいと思っていたんで、ちょうど良い機会でした。

愛車に装備したところ、あら素敵。IKEAのバッグとカーケア用品がスポッと収まり、見た目もスッキリ。今後は買い物や運搬用に使い倒したいと思っております。

カスタムカーとかクルマの改造とか、自分にはさすがにレベル高いな…と思っていたクルマ素人なのですが、カーグッズでドレスアップしたり、機能性を高めることは超簡単にできるな、としみじみ感じております。

調べたら、GORDON MILLERの実店舗、墨田区にあるじゃないですか。今度ぜひ覗いてみなきゃ。さっそくこのブランドのファンになってしまいました。

ブランドを認知させる、ファンをつくる、これも展示会の大きな役割ですね。

今回見てきた買い物スポットや広告、ノベルティも、考えてみれば全てファンを増やすためのマーケティングとも言い換えられますね。広報活動の面白さと奥深さも体感できました。

新しいクルマ、スゴい! 新テクノロジー熱い!っていうのもでっかい展示会の魅力ですが、それ以外にもさまざまな気づきと、面白さを体感することができました。

ぜひ来年もお邪魔したいなあ。それまで、もう少しクルマのこと勉強しておこう!

(半澤 則吉)

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この記事の著者

半澤 則吉 近影

半澤 則吉

1983年福島県生まれ。お金、レシピ、収納といった日々の暮らしまつわる事柄を専門とするライター。町中華を巡る町中華探検隊、ドラマライターとしても活動する。会社員時代にスズキスイフト(2代目)に乗っていた以外車との関わりはなく、父がスバルの歴代の名車を乗り継ぎ、母がダイハツミラジーノを愛車としているため、輸入車とは縁のない人生を送ってきた。
が、一念発起しフランス車を購入。車のある人生にわくわく中。
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