メルセデス・ベンツ「EQA」の改良型が早くもテスト中。デビューは最速で2023年内か?

■現行型に比べノーズがより滑かに、エアインテークはワイド化

メルセデス・ベンツは現在、電動クロスオーバーSUV「EQA」改良型をテストしていますが、その最新プロトタイプを鮮明にカメラが捉えました。

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メルセデス・ベンツ EQA 改良型プロトタイプ スパイショット

現行型EQAは、2年前の2021年に発売されたばかりのコンパクト電動SUVです。

燃焼エンジンを搭載する人気SUV「GLA」をベースとしていますが、フロントエンドでは、グリルと一体化したような滑らかなデザインの専用ヘッドライト、リアエンドにはトランクリッドに沿って走る水平のLEDライトストリップを装備するなど、デザインでも差別化が図られています。

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メルセデス・ベンツ EQA 改良型プロトタイプ スパイショット

厳冬のフィンランドで白昼捉えたプロトタイプは以前より鮮明で、ディテールまで把握できます。

ボディ前後にカモフラージュが残っていますが、現行型に比べノーズがより滑かに見えるほか、下部エアインテークがワイド化されています。また、ヘッドライトは一見同じに見えますが、よく見ると内部グラフィックが変更されていることに気づきます。

リアエンドでは、LEDテールライトのグラフィックを刷新、バックライトが再配置されているようです。また、バンパー両サイドにあった垂直のセクションが消えていますが、偽装パネルの下に隠している可能性もあります。

キャビン内では、フェイスリフトされたAクラスの足跡をたどり、タッチパッドコントローラーを避け、合理化されたセンターコンソールを含むいくつかのアップデートがなされるはずです。

新設計のステアリングホイール、刷新された装飾品やトリムを装備、また最新世代のMBUXインフォテイメントシステムや、業界でトレンドとなりつつある認証用の指紋センサーが装備される可能性もあるといいます。

パワートレインですが、EQA導入からわずか3年足らずということもあり、最高出力190psを発揮する電気モーターと、66.5kWhバッテリーパックを積む「250」、70.5kWhのバッテリーを積む「250+」、最高出力228psを発揮する「300 4Matic」、292psを発揮する「350 4Matic」がキャリーオーバーされる見込みです。

EQA改良型のデビューは最速で2023年内と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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