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■イタリアでも好評な軽二輪スクーターを日本導入
台湾の2輪車メーカー「キムコ」を取り扱うキムコジャパンが、モダン・クラシックなデザインと、軽量で足着き性も抜群の軽二輪スクーター「AROMA150(アローマ150)」の国内導入を発表しました。
イタリアでは「LIKE(ライク)」という名称で販売されているモデルの国内仕様として登場する新型は、イタリアでも好評という丸味を帯びたフォルムなどにより、街中をスタイリッシュに走ることができるのが魅力。
また、クラストップレベルの760mmというシート高により、誰にでも乗りやすいモデルとなっています。
●レトロとモダンをミックスしたデザイン
軽二輪スクーターの新型モデルがアローマ150。前述の通り、イタリアではライクという名称で販売されているモデルの日本仕様車です。
エンジンは、150cc・空冷4ストローク4バルブ単気筒で、最高出力9.8kw(13.3ps)/8500rpm・最大トルクは12Nm(1.22kgf-m)/6500rpmを発揮。全長1920mm×全幅675mm×全高1125mmというコンパクトなボディに搭載します。
大きな特徴は、イタリアでも好評だというフォルムです。クラシカルなノーズラインを採用したフロントフェイスなどにより、顔付きにはレトロな雰囲気を演出。エッジを効かしたシャープなリヤデザインと融合させることで、現代的なテイストも盛り込んでいます。
また、シートにはパイピングも施され、おしゃれさを加味。ハンドルのグリップにもレトロとモダンをミックスしたデザインを採用するなど、各部にひと手間かけた装備が光ります。
●どんな体格の人でも足着き性が抜群
760mmという低いシート高も魅力です。キムコジャパンによれば、150ccクラスのスクーター(国内メーカー、正規輸入車の現行モデル)では、最も低いシート高を実現しているそうで、どんな体格の人でも足着き性が抜群です。
また、車両重量は128kgと超軽量で、駐車場などでの押し引きや取り回しなどがとても楽。あまり力に自信がない女性などにも対応する、日常の足などでの扱いやすさを追求しています。
さらに、フラットなフロアにより優れた乗降性を実現。お気に入りの服を着て出かける際も、裾の汚れや引っ掛かりを気にすることなく乗り降りができます。
また、シートの前側に装備された格納式フックや、停車中にヘルメットを掛けられるヘルメットホルダーなど、実用性が高い装備も採用。
見やすくて機能的なアナログメーターには時計機能も搭載するなど、必要十分な装備により、シンプルながら使いやすい仕様となっています。
ほかにも、前後輪のディスクブレーキはABS付き。制動時にブレーキがロックすることを防ぎ、走行時の安全性にも貢献します。
カラーバリーエーションは、「パーリーホワイト」と「マットシルバークリスタル」の2色。
価格(税込)は、35万9700円で、2023年2月1日(水)から発売されます。
(文:平塚 直樹)