ベントレーの4シータークーペ「コンチネンタルGT」が大幅改良へ。注目は歴代初のプラグインハイブリッド

■2.9リットルV6ツインターボエンジン「Flying Spur Hybrid」搭載

ベントレーのスタイリッシュ4シータークーペ、「コンチネンタルGT」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

Bentley Conti GT facelift 3
ベントレー コンチネンタルGT 改良型プロトタイプ スパイショット

初代コンチネンタルGTは、2003年に「コンチネンタルR」の後継モデルとして登場、現行型となる3代目は2017年から販売されており、これが初の大幅改良となります。

Bentley Conti GT facelift 12
ベントレー コンチネンタルGT 改良型プロトタイプ スパイショット

フィンランド山中で捉えたプロトタイプは、夜間の視認性を高めるためにLEDライトバーをノーズに装着、グリルデザインがリフレッシュされるほか、ヘッドライトは新設計されており、黒いテープがその形状を隠しています。

後部では、LEDテールライトは黒いテープとメッシュのカバーで隠され、グラフィックが刷新されることを示唆しています。エキゾーストパイプも新設計されており、「フライングスパー スピード」や「コンチネンタルGT マリナー」にインスパイアされているようです。

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスターと12.3インチインフォテインメントシステムのアップデートがなされます。

現在、ベントレーは電動化を加速。2026年までにプラグインハイブリッド車と電気自動車のみを提供する計画を以前に発表しており、コンチネンタルGT改良型でも初のプラグインハイブリッドが導入されます。

パワートレインは、2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン「Flying Spur Hybrid」を搭載する可能性があり、システム合計で最高出力544ps・最大トルク750Nmを発揮。EPAにおいての電気のみの航続距離は21マイル(33.8km)になります。

コンチネンタルGT改良型のワールドプレミアは、2023年内と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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