■ロードスターで初めて導入された「KPC」を搭載
マツダは現在、新型の3列7人乗りクロスオーバーSUV「CX-90」を開発していますが、その最新ティザームービーを公開しました。
ゼロから構築された次世代フラッグシップSUV「CX-90」は、大型モデルでありながらスポーツカーのようなドライブトレインレイアウトとパフォーマンスを持ちます。
具体的にいえば、新世代のリアデバイス全輪駆動レイアウトと、マツダが世界に誇るスポーツカー「MX-5」(日本名 : ロードスター)で初めて導入された「KPC」(キネマティック・ポスチャー・コントロール)が全グレードに標準装備されます。これにより、大型SUVにしてスポーツカーのようなドライビング・ダイナミクスが体験できるのです。
そして最大の注目はそのパワートレインで、「マツダ史上で最もパワフルなエンジン」と語られる3.3リットル直列6気筒ターボ「e-SKYACTIV」エンジンを搭載、最高出力340ps・最大トルク500Nmを発揮します。
同ブランドのパワートレイン・パフォーマンスマネージャーであるジェイ・チェン氏は「直列6気筒を中心にすべてを新設計する必要がありました。そのためトランスミッションを再設計し、トルクコンバーターなどすべてをコンパクトに、フロントエリアのステアリングアングルは大きくなり、より適切なスポーツカーサスペンションを実現しました」と語っています。
スポーツカーのようなハンドリングに、ブランド史上最強のエンジンを搭載する「CX-90」は、間違いなくマツダ史上最高のクロスオーバーSUVとなるはずです。
CX-90のワールドプレミアは、1月31日に計画されています。