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■「del CUERO(デルクエロ)」でコーティングした本革シートは輝くけど滑らない!
革シートのお手入れってどうしていますか? バッグや靴などの本革用クリーナーで艶出し、そんな方も多いかと。
でもソレって運転中にオシリ、滑りませんか? 正しいドラポジもズルっといったら台無しです。しかも、ペダル踏み間違いの元にもなりそうだし。
東京オートサロン2023・北ホールでふらっと通りかかった「レクソン エクスクルーシヴ」ブースの一角に陳列されていたこの「del CUERO(デルクエロ)」は、本革シートだけではなく、ダッシュボードなどの皮革以外の材質の車内はもちろん、本革や合皮のバッグやシューズ、革ジャン等の艶出し、保護、防水、抗菌などをしてくれる万能コーティング剤とのこと(※スウェード、アルカンターラなどの起毛系はNG)。
しかも、常に手で握られているステアリングにだって、滑り知らずなために使用できるというのです。
●某独ディーラーから依頼され生まれた万能シリコンコーティング剤
「del CUERO(デルクエロ)」誕生のきっかけは、誰もが知る某ドイツ車ディーラーからの依頼でした。
「本革シートって汚れるし、ジーンズなどの色も移ってしまう。なんとか防止できるコーティング剤は作れないか?」と。
そんな依頼を受けたデルクエロを製造・販売する「コスモコーティング」は、すでに「無機質無溶剤」というシリコン素材を持っていました。その特徴は、無色無臭で環境にも優しく、皮革も傷めず、色落ちもしにくい。また、コーティングをしても滑りにくく長期間の持続も可能。
自動車用にピッタリじゃないですか!
そのシリコン素材に、さらに白ワセリンを融合させることで、皮革に浸透、艶を与え、プラス、しなやかさ得られます。
また、ナノシルバーも配合させたことで、抗菌、防カビ効果も!汚れや紫外線に常にさらされる車内のあらゆる場所へのコーティング剤として、某独ディーラーに認められたのです。
●皮革だけじゃない、ポリウレタンやゴム、プラスチック、合皮にもコーティングが定着!
クルマが古くなると、ダッシュボードやコンソールボックスなどのプラスチックやゴムなどの部分ってベタベタしてきますよね。それは、その物質と水との化学分解によって起こる「加水分解」が原因。
このデルクエロで各部をコーティングすることで、そんな加水分解を起こりにくくする効果もあるそうです。
クルマのボディは、コーティングすると汚れが付きにくく、落ちやすくなりますよね。最近は新車時にボディコーティングするのが当たり前のようになっています。
それと同じように、室内の各部もコーティングすることで、艶だし、保護、防水、保湿、抗菌…等、新車時の輝きを維持できるのです。
もちろん、旧車乗りにだって嬉しい効果です。白っちゃけたダッシュボードも艶々になり、その効果も長期間持続。車内こそ綺麗に保つのが粋って感じ、しませんか?
この「del CUERO(デルクエロ)」、清水和夫さんが使い倒しているレンジスポーツで試してみよう! あたしはヴィトンのバックとロングブーツをコーティングしてみます。その経過は後日Twitterにて!!
東京オートサロンって、飾られたクルマだけではなく、ブースの隅に展示されている中にも、隠れた(隠れてないけど!)逸品があるんですよね。
(永光 やすの)
【関連リンク】
(株)コスモコーティング
http://cosmocoating.com