■キャビン内には大型スクリーン、その上には3つの丸いエアベントを配置
メルセデス・ベンツは、2022年6月に人気クロスオーバーSUV「GLC」新型を発表していますが、派生モデルとなる「GLCクーペ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、その車内を激写しました。
捉えたプロトタイプは、これまでかくされていたフロントエンドの多くが露出、刷新されたグリル形状、コーナーエアインテークやバンパーも新設計されている様子がわかります。
クーペのホイールベースは、GLCと同じ113.7インチ(2,888 mm)と 現行型から0.6インチ(15mm)ストレッチ、最新式のキャビンにより多くのレッグルームを提供することを意味しています。ただし、傾斜したファストバックテールにより、ヘッドルームとラゲッジスペースが犠牲になることが予想されます。
GLC新型と酷似したキャビン内のダッシュボードは、大きなセンタースクリーンで占められており、その上には3つの丸いエアベントを配置、もう1つの小さなディスプレイは、ステアリングホイールのすぐ後ろに配置されたインストルメントクラスターとして機能します。
パワートレインは、最高出力204ps、および258ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「M254」エンジン+マイルドハイブリッドなどで、9速オートマチックを採用、駆動方式は後輪駆動、または全輪駆動がセレクト可能となります。
また非AMGの頂点には、最高出力381psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドモデルがラインアップされます。最新情報では、GLCに直列6気筒エンジンが追加予定で、そのままGLCクーペに流用される可能性が高いようです。
GLCクーペ新型のワールドプレミアは、2023年内前半と予想されます。