四国までクルマで行ってみたら見たことのない景色が見えた【東京でクルマ買っちゃいました日記・第11回 旅編その2】

■今回はクルマ旅、めっちゃ楽しかったよという自慢話です

●トゥインゴで未到の地だった四国、岡山へGo!

海から遠い場所で生まれ育ったので、海沿いの街はいつも羨ましいなあと思います。ずっとテンションが上がっていた! ウユニ湖っぽい写真が撮れるという香川県三豊市父母ヶ浜

こんにちは、フリーライターの半澤です。第10回は勢いで買ったクルマ(ルノートゥインゴ)で初のクルマ旅行に行ったよという記事を書きましたが、あえて観光的な話はしませんでした。

今回は満を持して、ザッツ旅行。なんと、クルマで四国まで行ったぜ!

アゲアゲの観光記事、クルマであんなところ、こんなところに行ったぜ、という話なのでみんな、最後までついてくれよな!

と、急なキャラ変ですいません。でも、そのくらいテンション高くなるクルマ旅。素敵なスポットを巡りまくったよという話を、どうぞお楽しみください。

●村上春樹作品のモデルとなった地&香川のおいしいところ取り旅

今回は本当、四国に行けたのがうれしかった!

恥ずかしながら四国自体、初上陸で、今回の旅の大きな目標でありました。明石海峡大橋から淡路島に入り、そのまま徳島、香川、愛媛へと旅しました。ごめん、高知! ぐるっとは回る余裕なく、四国の3県だけでしたがとても楽しかったです。

いきなり何言っているの?って感じですが、ボクは村上春樹のファン。香川県高松市は村上春樹『海辺のカフカ』の舞台だったため、今回行けたのは胸熱でしたね。

『海辺のカフカ』の聖地
『海辺のカフカ』の聖地!

写真は香川県坂出市にある「鎌田共済会郷土博物館」。『海辺のカフカ』に出てくる図書館のモデルになったとかなってないとか。雰囲気ある建物の写真を嬉々として撮ってきました。

20年も前の小説の聖地巡礼をして、何をやってんだ!って感じだけど、これはファンにはかなり幸せなひととき。ちなみにクリッカーでは過去に春樹原作の映画『ドライブ・マイ・カー』の記事も書かせていただいてます、よかったら読んでみてください! と、滑らかに宣伝を挟み、まだ香川の話。

ほかにも、香川では海にも行けたし、超ローカル店のうどんも食べられました。

海はウユニ湖っぽいキレイな写真が撮れるとうわさの香川県三豊市仁尾町の「父母ヶ浜」。ここはクルマがないと行こうと思わなかったなあ。海辺に停められて良い写真も撮れました。『海辺のカフカ』ならぬ、『海辺のクルマ』というわけですな。あ、なんかすいません(汗)。つまらない言葉が口を突いて出てしまいました。

うどん屋さん
香川県坂出市の山の中のうどん屋さんへ。これはけっこう遠かったし、並びました!

気を取り直し、うどん! 香川というと讃岐うどんが有名で、大きな街の駅前などでも食べられるのですが、ちょっと遠出することに。

高松市内から1時間ほど、坂出市の山奥。50台も停められる巨大駐車場があって、1時間くらい並んで食べたけれど、この経験も含めて良い思い出。公共交通機関では絶対に行かない場所なので、クルマ旅良いなって感じましたね。

四国って東京からだと普通、クルマじゃまあ行かないと思うのですが、今回思い切ってトライしてみてよかったです。自分の運転で行ったという喜びも、クルマのおかげで行けたという喜びも感じられました!

●憧れていたけど、絶対に行けないと思っていた「しまなみ海道」

海外っぽい写真
海外っぽい写真が撮れました!

そして、この話も当然しなくてはならないでしょう、「瀬戸内しまなみ海道」。愛媛県今治市と広島県尾道市間を結ぶ全長60km、島々を巡りながら通る道です。

この道は、昔にテレビで見ていてずっと憧れでした! が、それと同時に、自分には関係のない場所だと思っていました。四国方面にも広島尾道にも、なかなか用事がなく行く機会もなかったし、クルマで向かおうなんて考えたこともなかったので。一生行かないものだと思っていました。

そんな憧れの場所に難なく行けるとは、これもクルマを買ったおかげと言えるでしょう。なんと奇跡的に、昔の会社の後輩が島に住んでいて、もてなしてもらいました。行ってみるもんだぜ、しまなみ海道! 良い思い出となりました。

●朝ドラの思い出の地巡礼も叶う。クルマって聖地巡礼に最適

朝ドラファンにたらまらない場所
朝ドラファンにたらまらない場所

しまなみ海道を抜けたボクは、その足で岡山市へ。新幹線で通ったことはあるものの、その地に降り立つの初めて!

なぜやって来たのかというと、ここもボクにとっては聖地だから。一応、ドラマライター、朝ドラ批評家として活動している人間として岡山市は、是が非でも行っておかないとならない場所でした。2021年下半期の連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』の舞台なのです。

ということで、向かったのは岡山県総合グラウンドにある旧岡山偕行社。関係ない人には、ただの古めかしい館ですね。良いんです、ボクはこの写真撮れただけで幸せ。

ほかにも市内のドラマ聖地を巡ることができ、とても満足しました。アニメ、ドラマ聖地旅って近年話題ですが、クルマがあると、かなりラクに楽しく聖地巡礼できるなと感じました。

いかがだったでしょう、めっちゃはしゃいでいるでしょう。全部自腹、ガソリン代計算するのも高速代を調べるのも怖いなあ。けど、まあせっかくクルマ買ったのだし長旅に出られてよかったですね。次はどこへ行こうかしら?


次回、第12回【スタッドレス購入編】冬だスタッドレスだ、またカネがかかっちまうじゃねえか。やっぱりクルマってお金かかるなあ!

半澤 則吉

この記事の著者

半澤 則吉 近影

半澤 則吉

1983年福島県生まれ。お金、レシピ、収納といった日々の暮らしまつわる事柄を専門とするライター。町中華を巡る町中華探検隊、ドラマライターとしても活動する。会社員時代にスズキスイフト(2代目)に乗っていた以外車との関わりはなく、父がスバルの歴代の名車を乗り継ぎ、母がダイハツミラジーノを愛車としているため、輸入車とは縁のない人生を送ってきた。
が、一念発起しフランス車を購入。車のある人生にわくわく中。
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