メルセデス・ベンツ「CLE」市販型の走りを見よ!「Cクラス」と「Eクラス」のミックスモデルが誕生

■コーナーでは機敏な動き。CクラスとEクラスのイイとこ取りに

メルセデス・ベンツは現在、新型セグメントとなる「CLEクーペ/カブリオレ」を開発していますが、その最新プロトタイプがニュルブルクリンク高速テストに出現しました。

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メルセデス・ベンツ CLE市販型プロトタイプ スパイショット

同ブランドでは、2ドアクーペ、およびオープンモデルの再構築を図っており、「Sクラスカブリオレ」が廃止されたほか、「Cクラス」および「Eクラス」のクーペ/カブリオレに代わる「CLE」クラスが導入されることになります。

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メルセデス・ベンツ CLE市販型プロトタイプ スパイショット

市販型では、Cクラスと同じ「MRA-2」プラットフォームを採用。これにより、両モデルで同じパワートレインを共有できます。

おそらく、最高出力258ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、頂点には電動化された2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー搭載のAMG「CLE 63」も導入されるはずです。

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メルセデス・ベンツ CLE市販型プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、徐々に最終デザインが見えてきており、釣り上がるヘッドライトや逆アーチ型のLEDテールライトの一部が見てとれます。

またホイールベースがかなり長く、クーペライクながら後部座席は2人を乗せるには十分なスペースがありながらも、コーナーでは機敏な動きを見せるなど、CクラスとEクラスのイイとこ取りをしたモデルと言えそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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