■コーナーでは機敏な動き。CクラスとEクラスのイイとこ取りに
メルセデス・ベンツは現在、新型セグメントとなる「CLEクーペ/カブリオレ」を開発していますが、その最新プロトタイプがニュルブルクリンク高速テストに出現しました。
同ブランドでは、2ドアクーペ、およびオープンモデルの再構築を図っており、「Sクラスカブリオレ」が廃止されたほか、「Cクラス」および「Eクラス」のクーペ/カブリオレに代わる「CLE」クラスが導入されることになります。
市販型では、Cクラスと同じ「MRA-2」プラットフォームを採用。これにより、両モデルで同じパワートレインを共有できます。
おそらく、最高出力258ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、頂点には電動化された2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー搭載のAMG「CLE 63」も導入されるはずです。
ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、徐々に最終デザインが見えてきており、釣り上がるヘッドライトや逆アーチ型のLEDテールライトの一部が見てとれます。
またホイールベースがかなり長く、クーペライクながら後部座席は2人を乗せるには十分なスペースがありながらも、コーナーでは機敏な動きを見せるなど、CクラスとEクラスのイイとこ取りをしたモデルと言えそうです。