■「サブホイールプレート」を左右後輪内側に追加
スズキは、ハンドル形電動車いす「セニアカー」を一部改良し、2023年2月1日に発売します。なお、「セニアカー」は、スズキが商標登録している商品名になります。
買い物など日常の移動手段として、主に徒歩や自転車での外出が難しいお年寄りに支持されている「セニアカー」は、搭載されるバッテリーの電気を使ってモーターで動きます。家庭の100Vコンセントに充電コードを差し込むだけの手軽な操作で充電が可能。
使用時の速度は、時速1km~6kmの間で設定でき、道路交通法では歩行者として扱われるため、運転免許やヘルメットは必要ありません。
安全性への配慮に加え、快適な乗り心地と扱いやすさで高く評価されています。
今回の一部改良では、「セニアカー ET4D」「セニアカー ET4E」が一部改良を受けています。踏切のレールなど、幅80mm以下の溝にタイヤが深くはまり込むことを抑制する「サブホイールプレート」が左右後輪内側に追加され、安全性が向上したのがトピックです。
また、「セニアカー ET4D」には、新色の「ブリリアントホワイトパール」が加わり、全4色のボディカラー展開となっています。
●価格
「セニアカー ET4D」:38万円
「セニアカー ET4E」:32万円
※セニアカー ET4Dのブリリアントホワイトパール塗装車は1万5000円高
※セニアカーに消費税はかかりません。
(塚田勝弘)