■2023年1月3日にも公開、Cd値(空気抵抗係数)はゴルフの0.27を超える0.23という驚異的数値
フォルクスワーゲン(VW)は2023年1月、ラスベガスで毎年開催される「CES」(コンシューマーエレクトロニクスショー)にて、電動に特化した「ID」ファミリーの最新モデルを発表することをアナウンスしました。
詳細は不明ですが、2022年6月にプロトタイプが公開された「ID.AERO」(ID. エアロ)市販型と予想され、市販正式車名も発表されます。
ID.エアロは、全長5mのダイナミックなボディラインを持つ高級EVセダンで、77kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、Cd値(空気抵抗係数)はゴルフの0.27を超える0.23という驚異的数値により、1回の充電での航続距離は620kmの動力性能を持ちます。馬力やトルクの数値は不明ですが、同ブランドの高級セダン「Arteon」(アルテオン)に取って代わるモデルになると思われます。
市販型では「MEB」プラットフォームを採用し、後輪駆動と全輪駆動を提供、ハイエンドモデルには、デュアルモーターと全輪駆動を組み合わせる「GTX」も期待されています。
ラスベガス・ビーガン・コンベンションセンターで開催予定のCES 2023は、1月5日から8日までが一般公開となっていますが、VWはその数日前の1月3日に大きな発表を行います。