フェラーリ「テスタロッサ」へのオマージュ。現代版をCGで提案

■特徴的なサイドストレーキとリアベントを継承しつつ、より最新のボディに

フェラーリの名車「テスタロッサ」をオマージュした現代バージョンの予想CGを入手しました。

フェラーリ テスタロッサ 現代版_003
フェラーリ テスタロッサ 現代版 予想CG

テスタロッサは1984年から1992年まで製造されたスーパーカーで、エンジンのカムカバーが赤く塗られているところから、イタリア語で「赤い頭」を意味する「テスタロッサ」と名付けられました。

パワートレインは、5.0リットルV型12気筒エンジンを搭載。最高出力は390psを発揮しました。

フェラーリ テスタロッサ 現代版_001
フェラーリ テスタロッサ 現代版 予想CG

予想CGを提供してくれたのは、インスタグラマーのAndras.s.veres氏。フェラーリにおいて最もアイコニックと言えるのがテスタロッサです。ランボルギーニは「カウンタック」を現代に復活させましたが、フェラーリが最も記憶に残る車両へのオマージュを発表するなら、この伝説のスーパーカーがそれになる可能性を秘めていると言っていいでしょう。

CGは、特徴的なサイドストレーキとリアベントを継承しつつ、より最新のボディに仕上げられています。

フロントにはサメのような黒いグリルを装備。その両端には、フォグランプとLEDデイタイムランニングライトを確認。メインヘッドライトは、開いてスライドする小さなカバーの下に配置されているのがわかります。

側面では、現在のフェラーリ モデルとは異なり、オリジナルと同様にAピラーの比較的高い位置にサイドミラーが取り付けられています。後部では、オリジナルテスタロッサや、新しい限定生産「SP3 デイトナ」からインスピレーションを得たワイドテールライトを装備していますが、內部はY字が連続するLEDグラフィックに刷新されています。

果たしてテスタロッサは現代に蘇るのか、期待しましょう。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる