MINI次世代型はオール電動化。前後LEDの大刷新で大幅イメージチェンジ?

■テールライトは中国でリークされたEV専用ハッチと同様に異なるライトグラフィック

MINIクーパー改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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MINIクーパー 次期型プロトタイプ スパイショット

2022年4月以来の出現となったプロトタイプは、以前よりカモフラージュが軽くなり、フェンダーには新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備える、お馴染みの丸形ヘッドライトを装備しています。

フロントエンドは完全に隠されていますが、グリルとバンパーは新設計されることが濃厚です。

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MINIクーパー 次期型プロトタイプ スパイショット

側面では、スタイルが変更されたドアマウントミラーと新デザインのホイール装着。このプロトタイプは白いルーフを採用、より幅広い色の組み合わせを提供すると考えて間違いなさそうです。

後部を見ると、以前のプロトタイプには現行モデルのユニオンジャッテールライトが取り付けられていましたが、最新プロトタイプには、昨年中国でリークされたEV専用ハッチと同様に、異なるライトグラフィックを持っているようです。

さらにテールゲートも新設計され、リアバンパーは以前よりシンプルに見えます。

内部では、中央に大型の円形タッチスクリーンディスプレイを配置。ドライバーの目の前の小さいディスプレイはそのまま残りますが、シフトノブは円形ディスプレイのすぐ下に移動されます。タッチスクリーンを介して制御されるため、ボタンはほとんど無くなると予想されます。

次世代型では、BMW「1シリーズ」などを支える「UKL1」プラットフォームの進化版となる「UKL2」を採用、ホイールベースが延長しボディが拡大されます。

また厳格な排出ガス規制に準拠するため、すべて48Vマイルドハイブリッドパワートレインを提供すると伝えられています。この措置はBMWグループのブランドがEVのみになるまで、あと数年は続くことになるでしょう。

一方のフルエレクトリックバージョンでは、専用の電動プラットフォームを採用。エントリーレベルのモデルは、航続距離297km(185マイル)の航続距離を実現する50kWhのバッテリーパックを搭載、上位モデル「S」は最高出力200ps、航続距離402km(250マイル)を超えるといいます。

MINI次期型のデビューは、2023年の秋以降と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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