■PHEV、またはフルエレクトリック「i5ツーリング」のいずれか
BMWは現在、「5シリーズ」ファミリー次期型を開発中ですが、その派生ワゴンとなる「5シリーズツーリング」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
望遠で撮影されたプロトタイプは、サイドとリアビューのみですが、合理化されたボディワークとフラッシュマウントされたドアハンドルが確認できます。
フロントドアには「Electrified Vehicle」(電動化された車両)のステッカーが貼られていることから、PHEVバージョン、またはフルエレクトリック「i5ツーリング」のいずれかであることがわかります。
さらには、緩やかに傾斜するルーフライン、より曲線的な下部を特徴とし、アグレッシブな傾斜を持つリアウィンドウを装備していることも確認できるでしょう。フロントエンドは撮影されていませんが、後部へ流れるスリムなヘッドライト、通常サイズのキドニーグリルが予想されます。
キャビン内では、アップデートされたスイッチギア、ミニマリストのシフターが期待できるほか、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと14.9インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイを搭載すること濃厚です。
パワートレインには、プラグインハイブリッド、フルEVなどの電化バージョンをはじめ、様々なオプションがあり、最高出力380ps・最大トルク519Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンも予想されます。
BMWは5シリーズセダン次期型のワールドプレミアを2023年内に予定しており、その後ツーリングがデビュー、米国市場復帰も予想されています。また、アウディ「RS6アバント」、メルセデスAMG「E63ステーションワゴン」をライバルとする「M5ツーリング」も期待できそうです。