「時代を超えて美しい」坂元誉梨×ホンダNSX【注目モデルでドライブデート!? Vol.146】

■完成されたデザイン

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今回の“彼女”は、坂元誉梨さん!

今のクルマはいろんなことが自動化されていて、信号待ちでブレーキペダルから足を離しても停止状態を保持したり、高速道路でアクセルやブレーキを操作しなくても前を走るクルマに合わせて速度を調整してくれるし、高速道路でウインカーを操作すると車線変更してくれるし、高速道路を手放し運転で走れるクルマだって普通に市販されている。

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ホンダNSX

衝突しそうになるとクルマが勝手にブレーキをかけて事故を防ぐ機能は、新型車に義務付けとなり、付いていない新車を探すほうが難しい。

でも、ボクの愛車はそれらが一切付いてない。だって30年以上前に発売された世代のクルマなんだから。

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後期型のタイプS

初代のホンダNSXだ。

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「ドライブ、楽しい」

「そんなに前のクルマなんて感じないようね。デザインが完成されているからかな」

そんな彼女の推察は、間違っていないだろう。

●見るからにスーパーカー

初代NSXのデザインは、潔いほどにシンプルなのがいい。2代目である今どきのNSXは、デザインのための飾りっぽいラインがたくさん入っているけれど、初代NSXはそうじゃない。とてもクリーンだ。

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「乗り降りし辛いよ」

そして見るからにスーパーカーしているのもいい。

初代NSXは前期型がリトラクタブルヘッドライトで、後期型は固定式に変更されている。ボクの愛車は固定式。人によって好みが分かれるところだけど、ボクは後期型のほうが好きだ。

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次の目的地へ

彼女によると「美しいものは時代を超えて美しいよね。低くて滑らかなデザインが好き。まあ、このシートは乗り降りがしづらいけれど」とのこと。

フルバケットシートの乗り降りがし辛いのは間違いない(苦笑)。

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:坂元 誉梨/ヘア&メイク:加藤 紗弥/写真:ダン・アオキ)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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