メルセデス・ベンツ「Eクラス ステーションワゴン」次期型、PHEVモデル導入確定!

■頂点には2.0リットル直列4気筒ターボ+モーターを搭載

メルセデス・ベンツは現在、主力モデル「Eクラス」次期型の開発を進めていますが、その派生モデル、「Eクラス ステーションワゴン」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン PHEV次期型プロトタイプ スパイショット

ロングルーフのモデルはこれまでも捉えていましたが、プラグインハイブリッドモデルは初スクープです。

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メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン PHEV次期型プロトタイプ スパイショット

カモフラージュでディテールを隠しているため、内燃機関バージョンとほぼ同じに見えるプロトタイプですが、運転席側リアフェンダーに充電ポートが配置されていることがわかります。

フロントエンドでは、グリルに水平バーを装備、これがAMGトリムではなく、標準のメルセデス・ベンツモデルであることを示しています。またヘッドライト内部には、上部にLEDデイタイムランニングライトバーが走り、コーナーエアインテーク形状もうっすらとわかります。

側面では、顕著なホイールアーチ、埋め込み式ドアハンドル、後部へ上昇ラインを描くキャラクターラインも見えますが、これが市販デザインかどうかは不明です。また、このプロトタイプの黒いルーフからは、パノラミックルーフであることもわかります。ボディ四隅にはセンサーを隠す黒いセクションが見えることから、高度な運転支援技術が搭載されていることが期待できるでしょう。

後部では、下部が湾曲しているような形状のLEDテールライトを装着、現行型以上に角度がついているアグレッシブなリアウインドウ、テールパイプを隠す新設計のバンパーが確認できます。

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスターと、センターコンソールに斜めに配置された縦向きのインフォテインメントスクリーンを搭載します。

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メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン PHEV次期型プロトタイプ スパイショット

パワートレインは、マイルドハイブリッドやPHEVなど幅広いラインアップから選択可能で、最高出力259ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン+マイルドハイブリッド、最高出力320psを発揮する2.0リットル直列6気筒+電気モーターのプラグインハイブリッド、最高出力368psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン+マイルドハイブリッドなどをラインアップ。頂点には2.0リットル直列4気筒ターボ+モーターを搭載するAMG「E63」を設定、最高出力は671psに達すると見られます。

Eクラス次期型のワールドプレミアは、2023年前半と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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