■Sクラスの12.9インチ OLEDスクリーンがオプションとして利用可能に
メルセデス・ベンツは現在、主力セダン「Eクラス」次期型を開発していますが、その最新プロトタイプを捉えると共に、コクピットを激写しました。
ボディは前後のみを隠しており、以前と変わらぬカモフラージュが見られますが、注目は初めて撮影された内部です。
カバーはダッシュボードの多くを覆っていますが、エレクトリックモデル「EQE」を彷彿させるセンタースクリーンが装備されています。また、ブランド最新モデルで提供されているガラスコックピットが助手席側に広がっていることもわかります。
中央タッチスクリーンの下には様々なボタンを配置、タッチ静電容量式のように見え、ドライバーが運転モードを選択したり、ハザードライトの操作、エンターテイメントシステムの音量調整などがここでできるはずです。
市販型ではCクラスの11.9インチスクリーンが標準で、Sクラスの12.9インチ OLEDスクリーンがオプションとして利用可能になるでしょう。
エクステリアでは、フロントエンドにスリムになったヘッドライトを装備、グリルは若干拡大されています。また側面では、シンプルなキャラクターラインを配置、現行型から大きく逸脱していない様子が伺えます。
予想されるパワートレインの一つは、マイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンで、最高出力258ps・最大トルク400Nmを発揮します。そのほか、最高出力320ps、最大トルク520Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンの改良バージョンをラインアップ。
最上位のAMG「E53 E-Performanceプラグインハイブリッド」では、AMG「C63 E-Performance」システムを流用し、最高出力680 ps、最大トルク750 Nmが見込まれています。
Eクラス次期型のワールドプレミアは2023年初頭と予想されますが、2022年内にサプライズ公開されるかもしれません。