■商品改良で2.2Lディーゼルエンジンの出力、トルクを向上させ、ハンドリングもブラッシュアップ
マツダは、最上級モデルであるスポーツセダン、ステーションワゴン「MAZDA6」の商品改良を実施し、12月9日(金)から予約受付を開始しました。商品改良では、走りを磨き上げ、運転支援機能と快適装備の追加も盛り込まれています。
同時に、初代アテンザの誕生から20周年を記念して、特別仕様車の「MAZDA6 20th Anniversary Edition」を設定。
さらに、新グレードの「Sports Appearance」が追加されています。商品改良では「SKYACTIV-D 2.2」のエンジン出力、トルクが増強され、高回転域まで力強い加速が可能になり、ペダル踏力の変更によりコントロール性の向上も図られています。
2021年モデルと比べると10PS向上され、最高出力は200psに到達。なお、450Nmの最大トルクは変わっていませんが、中間トルクは25Nm増となっています。
さらに、全車パワーステアリグのモーターアシストの特性が変更され、中高速域の手応えが増したそうで、ハンドリングも磨き上げられています。
ドライバーサポート機能では、運転支援機能である「クルージング&トラフィック・サポート」を新採用。「20S」「XD」にメーカーオプション設定、それ以外のグレードに標準化されています。
追従走行とステアリングアシストにより、渋滞時などのロングドライブでの疲労軽減に寄与します。
そのほか、ワイヤレスで「Apple CarPlay」が使えるようになり、ワイヤレス充電(Qi)が「20S」「XD」をのぞき全車に標準装備。「L Package」では、シートカラーのバリエーションが変更されています。また「ブラックナッパレザー」が設定され、新たな選択肢が加わっています。
ボディカラーでは、新たに「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」「プラチナクォーツメタリック」の2色が追加されています。
●特別塗装色第4弾の新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を20周年記念車に設定
特別仕様車の「MAZDA6 20th Anniversary Edition」は、ボディカラーに同社独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」による特別塗装色第4弾の新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を専用色として日本向けに初採用。
透明感を抱かせるとともに、熟成した濃厚な深みも醸し出す高級感のある色合いで、新しいマツダらしい赤として訴求されることになります。
「匠塗 TAKUMINURI」の「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」も選択できます。さらに、専用エクステリア、専用オーナメント(フロントフェンダー部バッジ)、シルバー塗装のフロントグリル、高輝度塗装の19インチアルミホイールを専用装備。
インテリアも専用で、20thロゴ入りのフロントシートヘッドレストエンボス加工、レガーヌ/タンカラーのインテリアトリム、ナッパレザーシート(サイド:ナッパレザー/タンカラー、センター:レガーヌ/タンカラー)、マットブラウンヘアラインのインパネデコレーションパネルにより、優雅で華やかさを抱かせる心地良い仕立てになっています。そのほか、電動スライドガラスサンルーフ(チルトアップ機能付)を特別装備。
CX-5、CX-8でもお馴染みの新グレード「Sports Appearance」は、2020年12月に設定された「Black Tone Edition」の世界観をさらに進化させ、「Black Tone Edition」で採用されたブラックメタリック塗装の19インチアルミホイール、グロスブラックのドアミラーカバーを引き続き用意。
今回、新たに前後シグネチャーウィング、フロントバンパーロアガーニッシュ、ルーフレールがブラックでコーディネイトされ、引き締まったスタイルを獲得しています。
●MAZDA6価格帯:296万2300円〜473万9900円
(文:塚田 勝弘 /写真:小林 和久)
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