■見えすぎちゃって困る! スケスケのミニをタイのモーターショーで発見
タイの首都バンコクで開催されている、「タイモーターエクスポ」というモーターショー。そのBMW(正確にはMINI)のブースで、思わず足が止まりました。
なんだこれは!ガラスルーフが透明すぎる。ルーフ周辺の金属パネルまで見えてしまっているではないか。
もはや、ルーフにガラスを組み合わせているのではなく、ルーフ自体がガラスといったほうが早い(っていうか実際にそう)。
しかも、ルーフスポイラーまで透明ですよ。こんなの見たことがない。
●このクルマの正体はいったい?
このクルマは一体何者か? 残念ながら、市販車ではありません。
何を隠そう、MINIとポールスミスとのコラボで生まれたコンセプトカー。そういえば、90年代後半のオールドミニ時代には、ポールスミスがコーディネートした市販ミニが限定販売されたあこともありましたね。
今回のミニは「持続可能なデザインの未来に対する、同じ情熱にインスパイアされて生まれたクルマ」とのこと。「シンプルさ」「透明性」「持続可能性」 という3つのテーマで作られたのだそうです。だからルーフが透明なんですね。なるほど。
インテリアにはコルクが使われていますが、コルクは成長が早くて環境負荷が少ないのだそうです。
それにしても、このミニを発見した瞬間に陥ったのは、凄いものを見てしまったという感覚。こんな天井になっているクルマは今まで見たことないし、とても衝撃的ですよ。
でも、すでに今年の夏(2022年夏)に東京でも公開されていたんだそうです。知らなかった…
(工藤 貴宏)