ミニの中が見えすぎちゃって困る!? こんなスケスケのガラスルーフは見たことがない【THAI MOTOR EXPO2022】

■見えすぎちゃって困る! スケスケのミニをタイのモーターショーで発見

タイの首都バンコクで開催されている、「タイモーターエクスポ」というモーターショー。そのBMW(正確にはMINI)のブースで、思わず足が止まりました。

シースルーすぎる!
ルーフの端っこまでがガラス
ルーフスポイラーまで透明

なんだこれは!ガラスルーフが透明すぎる。ルーフ周辺の金属パネルまで見えてしまっているではないか。

もはや、ルーフにガラスを組み合わせているのではなく、ルーフ自体がガラスといったほうが早い(っていうか実際にそう)。

しかも、ルーフスポイラーまで透明ですよ。こんなの見たことがない。

●このクルマの正体はいったい?

このクルマは一体何者か? 残念ながら、市販車ではありません。

ポールスミスとのコラボで生まれたコンセプトカー

何を隠そう、MINIとポールスミスとのコラボで生まれたコンセプトカー。そういえば、90年代後半のオールドミニ時代には、ポールスミスがコーディネートした市販ミニが限定販売されたあこともありましたね。

今回のミニは「持続可能なデザインの未来に対する、同じ情熱にインスパイアされて生まれたクルマ」とのこと。「シンプルさ」「透明性」「持続可能性」 という3つのテーマで作られたのだそうです。だからルーフが透明なんですね。なるほど。

インテリアにはコルクを使用
インパネも斬新

インテリアにはコルクが使われていますが、コルクは成長が早くて環境負荷が少ないのだそうです。

それにしても、このミニを発見した瞬間に陥ったのは、凄いものを見てしまったという感覚。こんな天井になっているクルマは今まで見たことないし、とても衝撃的ですよ。

でも、すでに今年の夏(2022年夏)に東京でも公開されていたんだそうです。知らなかった…

工藤 貴宏

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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