■最高出力671psを発揮、0-100km/h加速3.3秒
メルセデス・ベンツが開発を進める新グレード「CLEクーペ/カブリオレ」の高性能モデルとなる、AMG「CLE 53」市販型デザインを大予想しました。
同ブランドでは、CクラスとEクラスに代わる新しいクーペとコンバーチブルの準備を進めていますが、それが「CLE」です。
AMG CLE 53では、他AMGモデル同様に幅の広いグリル、後退したヘッドライト、広いロアバンパー開口部、および外縁にあるアグレッシブなインテークを特徴とするほか、リアエンドには、円形のクワッドエキゾーストパイプが装着されます。
AMGの上位には「CLE 63」が存在するため、フロントエンドをトーンダウンすることや、エキゾーストパイプデザインを四角から円形にすることで区別されます。
市販型では、新しいCクラスを支えるメルセデス・ベンツの「MRA-2」プラットフォームに乗ります。プラットフォームが共有されているということは、CLEがCクラスのパワートレインを共有することを意味するはずです。
CLE 53のパワートレインは不明ですが、63では新しい「AMG C63 S E Performance」からハイブリッドパワートレインを流用。2.0リッター4気筒ターボチャージャーエンジンと、リアエンジンに積まれた電気モーターが組み合わされます。最高出力は671psを発揮、0-100km/h加速3.3秒のパフォーマンスを誇りますが、53ではこのデチューンバージョンを備えると予想されています。
ベースとなるCLEクーペ/カブリオレは、最速で2022年内に登場が予想されており、それに続くAMGバージョンは2023年内にワールドプレミアされる可能性があるでしょう。