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■価格は83万6000円、2023年1月26日に発売
ホンダは、471cc・直列2気筒エンジンを搭載するクルーザーモデル「レブル500(Rebel500)」の2023年モデルを発表しました。
タフでクールなイメージのスタイリングに、軽量で取り回ししやすいサイズの車体や、扱いやすい出力特性のエンジンを搭載することで、幅広い層に人気のモデルがレブル500。
その2023年モデルでは、カラーリングを一新すると共に、最新の令和2年排出ガス規制に適合させるなどのアップデートを実施。2023年1月26日に発売される予定です。
●扱いやすい車体やエンジン特性が魅力
2017年に、250ccの軽二輪モデル「レブル250」と同時に登場したのがレブル500。レブル250が249ccのDOHC単気筒エンジンを搭載するのに対し、471ccのDOHC直列2気筒エンジンを採用。低回転域でのトルクフルで扱いやすい特性と、高回転まで気持ちいい伸び感のある出力特性を実現しています。
シンプルながら迫力もあるスタイリングは、250ccモデルと共通。印象的な形状のフューエルタンク、ライダーの股下でくびれを持たせたナロースタイル形状のフレームボディなどにより、タフでクールなイメージを演出。また、自由な発想でカスタマイズを想起させる外観としています。
加えて、車両重量191kgという軽量な車体を採用。690mmの低シート高やミドルポジションのステップなどと相まって、年齢や体格にとらわれず、幅広い層のユーザーが楽しめる設定となっています。
ほかにも、インナーパイプ径41mmの正立テレスコピックフロントフォークの採用により、高い路面追従性と乗り心地の良さを両立。前後16インチの極太タイヤの装備などにより、迫力あるフォルムも実現しています。
なお、2020年のマイナーチェンジでは、ヘッドライト、ウインカー、テールランプに、スタイリングをより引き立てるLEDを採用。
急なエンジンブレーキ時のリアタイヤの挙動を抑制するアシストスリッパークラッチも装備するなどで、より機能性や安全性の向上などを図っています。
●2023年モデルは2つの新色を採用
その2023年モデルでは、カラーリングを一新。シンプルで落ち着いた印象の「マットジーンズブルーメタリック」と、モダンな印象の「パールディープマッドグレー」の計2色を設定しています。
また、最新の令和2年排出ガス規制に適合させながらも、最高出力46ps、最大トルク4.4kgf-mというスペックはそのまま。定評がある心地よいエンジン特性をキープしています。
なお、価格(税込)は83万6000円です。
(文:平塚直樹)