ちょっとレトロな最新デザイン!? オペル「コルサ」改良型、日本では2023年登場へ

■1960年代と1970年代のライトとグリルを彷彿させるモダンなデザイン

オペルの欧州Bセグメントハッチバック「コルサ/ボクスホール」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

オペル コルサ_002
オペル コルサ 改良型 プロトタイプ スパイショット

初代コルサは、フォルクスワーゲン「ポロ」をターゲットに1982年に誕生しました。第6世代となる現行型は2019年に発売、ブランド史上最も成功したモデルの1つとして、生誕40周年を迎えた伝統のモデルです。

イギリスでは右ハンドル仕様が「ボクスホール コルサ」として販売されています。

オペル コルサ_007
オペル コルサ 改良型 プロトタイプ スパイショット

現在ヨーロッパではBセグメントの市場が縮小の傾向にあり、長年のライバル、フォード「フィエスタ」は来年2023年に廃止。クロスオーバーにスタイルを変えることが発表されていますが、コルサは変わらないハッチバックスタイルを継承します。

捉えたプロトタイプは、前後を軽くカモフラージュ。フロントエンドでは、新設計されたラジエターグリルを隠しています。

ヘッドライトは滑らかで、黒いセンターパネルにシームレスに接続、1960年代と1970年代の、ライトとグリルのレイアウトを彷彿させるモダンなデザインが予想されます。

恐らく、最終市販型ではクロスランド、グランドランド、および新しいアストラなどのクルマに見られるのと同様に、ブランドの「Vizor」(バイザー)デザインを採用する可能性が非常に高いでしょう。

キャビン内では、インフォテインメントシステムのアップデートを含むいくつかの小さなインテリアの変更がなされますが、間違いなくプジョー最新のダッシュボードレイアウトを採用すると見られています。

エンジンラインアップは、最高出力75psを発揮する1.2リットル自然吸気エンジン、最高出力100psと130psを発揮する1.2リットルターボチャージャーエンジンのほか、フルエレクトリックなどがキャリーオーバーされると思われますが、単純化される可能性もありそうです。

コルサ改良型のワールドプレミアは、2023年初頭とみられ、日本市場では2023年内の発売が予想されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる