911ダカールとオフロード対決!? ランボルギーニ「ウラカン ステラート」、市販型をプレビュー

■2ドアスーパーカー「ウラカン」をベースに開発、11月30日デビュー

ランボルギーニは現在開発中の新型ハイライディングの車名が「ウラカン ステラート」であることを発表するとともに、市販型プロトタイプの画像を公開しました。

ランボルギーニ ウラカン ステラート 市販型プロトタイプ 公式写真。フロントビュー
ランボルギーニ ウラカン ステラート 市販型プロトタイプ 公式写真

ウラカン ステラートは、同社の2ドアスーパーカー「ウラカン」をベースに開発した派生モデル。同じく現在開発中のポルシェ「911ダカール」のライバルとなります。

市販型では、サイドスカート、ボディ前後にアンダーボディプロテクションを装備、フロントとリアのホイールアーチには分厚いクラッディングを装着しています。

ノーズ先端にはLEDライトを追加、コンセプトカーでは存在したルーフマウントのライトバーはなくなりましたが、ステラートブランドのルーフレールを持つことで、通常のウラカンよりも実用性を増しているほか、ルーフにエアスクープも配置しています。

ボディはサスペンションリフトアップにより、他のどのスーパーカーよりもはるかに高い地上高を実現。足回りには、全地形対応能力を向上させるために、分厚いブリヂストンデューラータイヤを装着、新デザインの黒いホイールを組み合わせています。

ランボルギーニ ウラカン ステラート 市販型プロトタイプ 公式写真。リヤビュー
ランボルギーニ ウラカン ステラート 市販型プロトタイプ 公式写真

ウラカン ステラートは「Evo AWD」「テクニカ」「STO」と同様に、ミッドシップに自然吸気の5.2リッターV10を搭載。最高出力640ps・最大トルク601Nmを発揮すると予想されています。

おそらくウラカンシリーズ最後のV10エンジン車になると思われ、デュアルクラッチギアボックスとAWDシステムは、オフロード性能を向上させるために調整されている可能性が高いようです。

ステラートのワールドプレミアは、11月30日の「アートバーゼル in マイアミ」が舞台となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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