ポルシェEVサルーン「タイカン」改良型、新デザインがチラリ!

■ヘッドライトは拡大、フロントバンパーエアカーテンが縦基調から円形に?

ポルシェのフルエレクトリック4ドアサルーン、「タイカン」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ポルシェ タイカン_011
ポルシェ タイカン 改良型プロトタイプ スパイショット

初代となる現行タイカンは、2019年に発売、これが初の大幅改良となります。

プロトタイプは一見あまり変化がないようですが、これはポルシェお得意の巧妙なカモフラージュです。よく見ればヘッドライトはわずかに拡大され、内部グラフィックが新設計されています。

ポルシェ タイカン_010
ポルシェ タイカン 改良型プロトタイプ スパイショット

さらに下を見ると、エアカーテンが縦基調から円形になっています。ただしこれは偽装の可能性もありそうです。またリアエンドでは、縦方向の通気孔のようなものが追加された新設計のバンパーが備わり、刷新されたグラフィックを備えるLEDテールライトと統合されています。

他では大きく変化は見られませんが、ルーフスポイラーやバンパーが新デザインに刷新されることが予想されます。

ポルシェ タイカン_004
ポルシェ タイカン 改良型プロトタイプ スパイショット

内部では、湾曲した16.8インチのデジタルインストルメントクラスター、10.9インチのインフォテインメントシステム、8.4インチの「コマンド」ディスプレイ、および助手席用のオプションのディスプレイなどのレイアウトは継承されると予想されますが、ソフトウェアのアップデートはあると思われます。

現行型のパワートレインですが、エントリーレベルでは最高出力408psを発揮、「タイカン4S」では530ps、「タイカンGTS」では598psとなっています。さらに上位モデルの「タイカンターボ」になると680psを発揮、ハイエンドモデルの「タイカン ターボS」では761psにまで達します。

これらが調整されるかどうかは現段階で不明ですが、ターボSの上位に位置する新フラッグシップモデル、「GT」プロトタイプを捉えており、ラインアップが拡大されることとなりそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる