■フロントエンドは「Apollo IE」を彷彿させ、リヤはウイングの代わりに2つの中央フィンを装備
マクラーレンが開発中と噂される、次世代ハイブリッドハイパーカーを大予想しました。
ランボルギーニとフェラーリは、長い間ミッドシップエンジンのジュニアスーパーカーを販売していましたが、マクラーレンが2011年に参入し、それらに追随しました。
現在では、ランボルギーニ「ウラカン」、フェラーリ「F8トリブート」、マクラーレン「アルトゥーラ」など、それぞれのブランドが異なるセグメントのミッドシップを提供しています。
特にフェラーリは、「F8トリブート」と「SF90ストラダーレ」のみをミッドシップスーパーカーとして販売し続けるのではなく、その中間を埋めるべくV型6気筒エンジン搭載「296 GTB」を投入しています。
そこで提案されるのがマクラーレン「Ensifera」です。デザイナーDejan Hristov氏から提供された予想CGは、「アルトゥーラ」に続く次世代ハイブリッドモデルになると予想されます。
Ensiferaは他のマクラーレンモデルとは異なるデザインを採用、今後の電動化モデルの柱となる可能性があるでしょう。
予想CGを見ると、フロントエンドはドイツのスポーツカーメーカーApollo Automobilの「Apollo IE」を彷彿させるもので、厳ついLEDデイタイムランニングライトとヘッドライト、大型エアインテーク、際立つフロントスプリッターが見てとれるほか、フロントのホイールアーチは強烈なインパクトを放っています。
側面ではタイトなスポークを備えるホイール、エアロダイナミクスに優れたサイドスカート、特徴的なサイドウィンドウが確認できます。リアホイールアーチは、フロントと同様の形状を採用、リアエンドに空気を送り込むエアロダイナミクスルートを備えています。
後部はエクステリアデザインで最も個性的と言っていいでしょう。従来のウイングの代わりに2つの中央フィンを装備するなど、他の量産車とは一線を画しています。また精巧なLEDテールライトや、デュアルエグジットテールパイプ、印象的なディフューザーも見てとれます。
マクラーレン次世代ミッドシップ登場の時期は、アルトゥーラ登場から2年後の2023年あたりと予想されます。