■なめらかなルーフラインとは一線を画した、セダン風ルーフライン
BMWの主力4ドアセダン「3シリーズ」に「2ドア」を復活させる計画があるという情報を入手、早速その予想CGが制作されました。

初代3シリーズは1975年にデビュー。「2ドアセダン」と「2ドアカブリオ」が設定されました。
以降2005年に発売された5代目「E90」型まで2ドアとカブリオレが販売されましたが、2012年の6代目「F30」型では設定されず、現在2ドアは「4シリーズ クーペ」として、カブリオレは「4シリーズ カブリオレ」として販売されています。
しかし、3シリーズ「2ドアセダン」復活の計画があるといいます。お馴染みNikita Chuicko氏から入手した予想CGのフロントエンドには、4シリーズ新型でインパクトを与えた巨大キドニーグリルは見当たらず、従来のワイドなデザインが採用されて落ち着いた印象です。
側面では長いドア、太いBピラーを装備。後部では3シリーズ専用に刷新されたL字型LEDテールライトが確認できるほか、バンパー、ディフューザー、トランクリッドスポイラーも新設計されています。
最大の注目は、クーペらしい4シリーズのなめらかなルーフラインとは一線を画したセダン風ルーフラインであり、ここで大きな差別化が図られると予想されています。
発売されれば、4シリーズクーペとは異なる高いルーフにより、キャビンスペースは向上、実用性の高い2ドアの誕生となります。
現段階で3シリーズ「2ドア セダン」の登場は断言できませんが、もし実現すれば、10年以上ぶりの誕生となります。現在販売されている2ドアは流麗なルーフラインを持つクーペデザインが多いですが、こんな硬派な2ドアモデルに魅力を感じるファンも多いのではないでしょうか。