■スポーティなシルエットが目を惹く謎の画像の正体は?

若者層への顧客拡大を図るべく、現行モデルから一転、スポーティ路線を採るとみられる次期プリウス。
各種情報によると新型は空気抵抗低減に向け、フードパネルとフロントウインドシールドの面角度がほぼ同一となっている模様で、車高の低さが際立っているようです。
車両サイズは現行の全長4,575mm×全幅1,760mm×全高1,470mm、ホイールベース2,700mmに対して、それぞれ+25/+20/-40mm、+50mmへと変化するようで、現行比で長く、広く、低くなる見込み。

最新版の「TNGA-C」プラットフォーム上にワイド&ロー、且つロングノーズ&ショートデッキのアッパーボディを架装することで、現行の5ドアハッチバックスタイルから低重心な4ドア・スポーティクーペへと変身。

Cピラーに組み込んだリヤドアハンドルがスッキリとしたサイドビューの実現に寄与しています。
一方、インテリアでは新型クラウンにも通じるインパネ意匠を採用しているようですが、車高を下げたぶん室内高も低くなっているため、圧迫感などが気になるところ。
●このクルマが噂の次期プリウス?

そうしたなか、トヨタ自動車が11月9日(水)に新型車のティザー画像を公開しました。
そのフォルムがこれまでの予想にピッタリと合致していることや、画像内に記された意味深な「2022.11.16」から次期プリウスの可能性も。
次期モデルで注目されるのは、これまでの1.8Lハイブリッドモデルに加えて、よりハイパワーな2.0Lエンジン搭載モデルが用意されている点。

レクサスUX250hに搭載の2.0L直4「M20A-FXS」型エンジン(146ps/19.2kgm)とみられ、システム出力が大幅にアップ(+70ps程度)している模様。
新開発リチウムイオンバッテリーとの組み合わせにより、様々なシーンでのアクセル・レスポンス向上が期待できそうです。
また1.8Lモデルについてもノア/ヴォクシー同様に出力アップ(122→140ps)が図られている模様。

サスペンションは前ストラット、後ダブルウィッシュボーンを継承しており、スポーティなフォルムに相応しいハンドリング性能を獲得するとみられます。2.0Lモデルのハイグレード仕様には19インチのアロイホイールが採用されているようです。
新型発表が目前に迫っている模様で、発売時期についてはハイブリッド仕様が2023年1月初旬、PHV仕様が3月中旬の予想。昨今の長引く納車実情を背景に、今回も購入予定者が先行予約に殺到するものと思われます。
いよいよ秒読み態勢に入ったとみられる新型プリウスの登場が大いに注目されます。
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