デザインを過激に差別化。BMW「X1」改良型「M35i」がニュルブルクリンク登場

■際立つエアインテーク、垂直サポートを備えるスポーティーなバンパー装備

BMWのエントリークロスオーバーSUV、「X1」改良型に設定される高性能「Mパフォーマンス」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

BMW X1_010
BMW X1 M35i 改良型プロトタイプ スパイショット

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、これまででもっともカモフラージュが削ぎ落とされ、最終デザインが見えてきました。

フロントエンドには、際立つエアインテークと垂直サポートを備えたスポーティなバンパーが装備されているほか、グリルのアウトラインが新設計され、両サイドの膨らみがなくなっています。

BMW X1_013
BMW X1 M35i 改良型プロトタイプ スパイショット

足回りでは、高性能ブレーキシステムによりバックアップされたツートーンカラーのホイールを装着、赤と青のキャリパーが装備されていますが、生産モデルでは青が採用されると思われます。

リアエンドでは、一体型ディフューザーを備え、エッジの効いたバンパー、クワッドエキゾーストパイプが確認できます。おそらく、クワッドシステムを採用する最初のMパフォーマンスとなるでしょう。また、ルーフスポイラーは大型化され、高速安定性が向上します。

キャビン内では、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイが期待できるほか、Mステアリングホイールやサポート性の高いシートなど、スポーティな専用トリムも採用されるはずです。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。1シリーズと2シリーズ グランクーペのM35iバージョンは306psを発揮することから、同レベルのスペックが予想されています。

X1パフォーマンス改良型のワールドプレミアは今後数ヵ月以内とみられ、市販型車名は「M35i」を最有力とする一方、「M40i」も候補に挙がっています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる