■高速でもロードノイズと振動がほとんどみられない高速サルーン
メルセデス・ベンツのフラッグシップセダン「Sクラス」の最強モデルとなるAMG「S63」新型プロトタイプをビデオが捉えました。
7代目となる現行Sクラスは2020年9月にデビュー。パフォーマンスとなるAMGバージョンも開発終盤と思われます。
ニュルブルクリンク高速テストで捉えたプロトタイプもそれを示唆するかのように極薄カモフラージュで、セダンで初めて採用されるパナメリカーナグリル、アグレッシブなフロントバンパー、エアインテーク形状も確認できます。
またカメラマンによると、ロードノイズと振動はほとんどみられないようだったといいます。
Sクラスから大部分を継承するとみられますが、ドアカードや中央アームレストの後部などがダンボールでカモフラージュされていることから、専用のスポーティなデザインが与えられると思われます。
ラインアップには、エントリーモデルの「S63e」とフラッグシップの「S73e」を設定。
パワートレインは、どちらも電動化を特徴としており、「S63e」はフロントに4.0リッターV型8気筒エンジン、リアにeモーターを搭載し、最高出力は700ps以上と予想されます。一方、「73e」では最高出力が800psオーバーと噂されています。