■フォルクスワーゲンは「特別な車」をテスト中と回答
フォルクスワーゲン(VW)のハードコアハッチバック、「ゴルフR」謎のプロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
同ブランドは、20周年記念モデル「ゴルフR 20thアニバーサリー・エディション」(欧州市場ではゴルフR 20イヤーズ)を発表したばかりですが、プロトタイプは記念モデルをベースとしており、フロントバンパーにカナードが装着されています。
これはVWが新しいトラックパック、またはさらなる高性能バージョンをテストしていることを示唆しています。
カメラマンがVWの情報網に連絡をとったところ、「特別な」クルマをテストしていることが確認されました。しかし、VWは「アルテオンR」や別の「ゴルフR」など、他にいくつかのRモデルをテストしており、このプロトタイプが本当に特別なモデルであるという確証はありませんが、可能性は高いといいます。
ゴルフR 20thアニバーサリー・エディションのパワートレインには、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが搭載されています。全輪駆動システムに動力を送る6速マニュアル、または7速DSGトランスミッションと組み合わされ、最高出力333ps、最大トルク420Nmを発揮しますが、このプロトタイプがさらなる強化モデルならば、最高出力は340ps以上が予想されます。
VWは現在ゴルフ改良型の開発に着手しており、しばらく動向から目が離せません。プロトタイプに関する最新情報が入り次第お伝えしていきます。