■VW「パサート」新型がベースのステーションワゴン
9月終わりにシュコダが開発中の「スペルブ」コンビ次期型の最新プロトタイプを捉えましたが、早くもその市販型予想デザインが到着しました。
スペルブは、ブランド最大の乗用車として1934年から1942年まで製造された歴史的モデルです。その後2001年、VW「パサート」をベースに59年ぶりに復活、
第4世代となる現行型は2015年に発売されおり、2023年の発売を目指し、これが8年振りのフルモデルチェンジとなります。
お馴染みNikita Chuicko氏から提供された予想CGは、プロトタイプで隠されていたヘッドライト周り、グリルをはじめ、下部の大型エアインテーク、エアガイドを備えるコーナーインテークなどを見事に完成させています。
リアエンドでは、よりスリム化されたLEDテールライトがストリップライトバーで結ばれているほか、エキゾーストパイプはバンパー奥に配置されるデザインとなっています。
先日捉えたプロトタイプから、内部にはいくつかの大きな変更がありそうです。コクピットには、ブレットのようなディスプレイを搭載、ディスプレイはオクタビアのものよりも大きいように見え、その下のパネルにはタッチセンシティブ・コントロールが含まれていると思われます。
次期型では、VWの「MQB」プラットフォームを維持し、パサート新型と兄弟モデルとなっています。
スペルブとVWパサート次期型は、ガソリンおよびディーゼルの両方にVWグループの最後の燃焼系エンジンを共有、ICEはユーロ7の規制を満たすように設計されており、これら2台のモデルは、少なくとも2030年まで販売される可能性が高いようです。
それぞれプラグインハイブリッドは導入されますが、フルエレクトリック版のパサートは、「エアロB」にバトンタッチされるため発売されない予定のようです。