これが最後のフェラーリV12モデル?「812」後継モデル開発車両を初スクープ

■開発コード「F167」、6.5リットルV12+モーターで900馬力

フェラーリが開発中と見られる新型スーパーカーをカメラが初めて捉えました。

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フェラーリ 812後継 V12 新型モデル 開発車両

捉えたプロトタイプは、V8エンジン搭載「ローマ」のテストミュールで出現、ノーズとボンネットがローマより長く、ボディがワイド化されているほか、前輪とドアの間に余分な金属があるように見えます。おそらくこのプロトタイプが、より大きなエンジンに対応するためと思われます。

フロントバンパー両サイトには、大型のエアインテークを備えているのも確認できます。

フェラーリでは、新型モデルを別モデルのボディの下で開発することが多く、最近ではプロサングエ開発車両がマセラティ「レバンテ」のボディで開発されていたのも記憶に新しいですね。

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フェラーリ 812後継 V12 新型モデル 開発車両

開発コード「F167」と呼ばれる新型モデルは「812スーパーファスト」後継モデルと見られ、ローマより長いホイールベースとワイドなトレッドを備えるはずです。

市販型では、ローマで最初に使用されたスケーラブルアーキテクチャを採用、パワートレインはプロサングエと同じ6.5リットルV型12気筒エンジンを搭載。

この新しいモデルが、296 GTBやSF90のようなフルハイブリッドパワートレインを搭載するのか、それとも単にマイルドハイブリッドパワートレインを搭載するのかは不明ですが、電気モーターを積むことは濃厚で、最高出力は900psとも噂されます。

812後継モデルのワールドプレミアは2023年内と予想されています。同ブランドでは完全にEVにシフトするまで、可能な限りV12エンジンにこだわりを見せていますが、これが最後のフェラーリV12エンジン搭載モデルとなる可能性が高いとみられます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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