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■GR Garage高辻さんイベントのトークショーで披露されたあれこれ
●プロドライバー魂は「洗車」にまで行っちゃいました
今回は、前回書ききれなかったGR Garage高辻さんの5th Anniversaryイベントでのトークショーについてです!
ゲストドライバーは7名いたのですが、トークショーではグッドスマイルレーシングの片山右京監督、グッドスマイルレーシングのドライバー・片岡龍也選手、GR Garage高辻のスペシャルアドバイザーでナスカードライバーの古賀琢麻選手の3名と一緒にお話させて頂きました。
この日は豪雨という事もあり、雨のレースについてお伺いすると片岡選手から「雨が降り始めて微妙なコンディションで速い人はホントに速いと思っているし、ボクは自信があります」と話されているのが凄く印象的でした!
その後に監督の右京さんからも「いや、ホントにスタートとかもだけど頼りになるし、必ず決めてくれるからね」と。
これだけ信頼をおいて、またスーパーGTレースでペアを組まれている谷口信輝選手もベテランドライバーですが、それぞれの役割がしっかり決まっていて、その仕事を自信をもってみんなができているんだろうな、という雰囲気が、お二人の言葉からひしひしと伝わってきて、プロドライバーのかっこよさを改めて感じた瞬間でした。
また、そんなかっこいいお話を聞いたあとに、参加者の方からの質問コーナーで洗車の話しになった際、片岡選手が「窓ガラスが汚い人はありえない。ここが大事」と応えていたのには凄く心に響きました。
「レースでも公道でも、視界が悪いと運転しずらいですよね。だから窓ガラスが汚いクルマをサーキットで見るとクルマも大事にしていないし、ダメだろうなと思います」と仰っていて。私なりに窓ガラスを綺麗にしなくてはいけない事は解ってはいても…。
その前のインタビューで、レースでの素晴らしいお話を聞いたあとに聞くこの言葉はとても刺激になり、私は翌日しっかり窓ガラスを拭きました。
でも、意外と3選手とも手洗いではなく洗車機をおススメしていた事にはびっくり!!
洗車というワードに反応して、すぐに「もうこれはKeeper1択ですね」と仰っていましたが、その後に「最近の洗車機はとても優秀だからそれがいい」と、まさかのコメントで、参加者の方もプロドライバーも洗車機使ってるんだと何故か安心したような表情になっていました。
今は便利でいい物が多いので、活用できるものはした方がいいんですね!
私の86は購入してからずっと手洗いしていましたが、これからは洗車機に頼ろうかな(笑)。
●ナマで聞く右京さんたちプロの言葉、とっても感慨深いです
古賀選手が「このメンバーでトークショーできて嬉しい」とコメントされているのも印象的でした。
NASCARドライバーは日本人だと古賀選手しかいらっしゃらないので、中々こういった機会がないそうなんです。
でも、片岡選手と古賀選手は以前一緒に走られた事もあり、「昔アドバイスもらったんだよ」なんて懐かしエピソードも話されていました。
NASCARやGT、スーパーフォーミュラ、またF1など、いろんなカテゴリーのお話をそれぞれ経験しているベテラン選手から聞けるトークショーって中々ないので、ホントに豪華だったなと、振り返ると改めて感じます。
右京さんの言葉で印象に残っているのが、「豪雨の中、今日デモランで走りましたが、誰もトラブルを起こしてない、それだけですけど、これがホントに大事な事。
正直、今までレースに長く関わる中でいろんな人を見て、仲間だったり、悲しい事もありました。雨の中走って怖いと思った人もいると思うけど、この怖いと思う気持ち、そのセンサーは大事です。その気持ちは大切にして1つ1つできることを増やしていけばいいと思う」というコメント。
それまではわりと冗談を交えたお話も多かったのですが、右京さんから聞くこの「怖いと思うセンサーの大切さ」という言葉に深さをとても感じました。
今回それぞれの選手からベテランドライバーだからこそのアドバイスや魅力が聞けたり、自身が自信を持っている事を感じることができたのですが、言葉の使い方や走行する際の対応をこのイベントでは沢山観ることができました。
TVで観ているのとはやはり印象が変わり、今回3選手のお話を間近で聞けたり、走りが観られて、このイベントにMCとして参加できてよかったと思いました!
このイベント自体が豪華というのもありますが、皆さんも是非「生で」その声や走りを観ると面白さや感じるものが全然違うので、機会があったらぜひトークショー、行ってみて下さい☆